紅茶スパイ: 英国人プラントハンター中国をゆく

著者 : サラ・ローズ 築地誠子

• 原書房 (2011年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[くしなさんの感想 · 2019年4月6日]

最後まで読むとイギリス人が紅茶を飲む習慣が定着したのもうなずける。

紅茶とその時代の歴史がよくわかる本だった。
特に東インド会社についてはあまり詳しくなかったのでなぜ東インド会社が巨大になりそして滅んだのかがよくわかった。

もともと世界史は苦手だったけれど特にこの東インド会社がある時代の事はよくわからなかったので紅茶に焦点を置いて歴史をなぞっていくっていうのがなかなか面白かった。

なぜダージリンが世界一と言われるのかそこに至るまでの苦労の話がよく分かった。

今で言う産業スパイのプラントハンター。冒険者でもあり科学者でもあり。とても興味深く最後まで読めた。

[fjtamaさんの感想 · 2019年2月3日]

原書は For all the tea in China

[raizoxさんの感想 · 2018年10月9日]

結びのあたりは盛り上がらなかったけれど、紅茶好きの私には面白く読めました。英国はいかにして中国のお茶をインドに根付かせたのかというお話。

[haruyatoさんの感想 · 2017年7月28日]

茶の苗木と種を中国から盗み、インドに移植した、英国人泥棒ことプラントハンターの物語。
盗んだ方は罪の意識の欠片もなく、国のためどころか文明の発展のためと信じて疑ってなかったのだろうな。

[English Book Club of カフェ英会話さんの感想 · 2017年1月26日]

Exciting story about "Kocha Spy" Robert fortune. His mission was stealing tea tree and secret of tea from China. This book tell us history of Tea and UK, Chine, and India also.(マサト)

[titowg7さんの感想 · 2016年10月29日]

bvt 茶

[yuigaanさんの感想 · 2015年11月11日]

翻訳ノンフィクションの傑作。

重要交易品としての茶、アヘン。
東インド会社の、プラントハンターは現代のビジネスと通じるものがある。

[nuhwlibさんの感想 · 2015年10月14日]

619.8-ロズ 　300206901

[momizi9さんの感想 · 2015年2月19日]

　前から気になっていた一冊。普段何気なく飲んでいる紅茶と、19世紀の混沌とした世界に意外な繋がりには目から鱗。人間の欲望はとどまることを知らないけど、それもまた、発展のカギなんだなと改めて考えさせられた。

[摂南大学図書館寝屋川本館さんの感想 · 2015年1月26日]

資料ＩＤ：21401953
請求記号：619.8||R
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