- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562047574
感想・レビュー・書評
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アヘン戦争直後の中国に潜入し、中国が独占していたチャノキの苗や栽培法、茶の製造技術を「盗んで」きたスコットランド出身のプラントハンター、ロバート・フォーチュンの活躍を描いたノンフィクション。辮髪をつけてそれらしい服装をしていれば西洋人だということがバレなかったというのは凄い。フォーチュンにより、紅茶も緑茶も同じチャノキから採れるということ、中国が緑茶にプルシアンブルーで着色して輸出していたことなど、神秘のヴェールに包まれていたお茶の実態の多くが初めて明かされた。フォーチュンの活躍なしには、インドの紅茶園もなかったのかもしれない。人間ってどうしてそんなにお茶に情熱を傾けられるのでしょうね?
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(要チラ見!)
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【新刊情報】紅茶スパイ 619.8/ロ http://tinyurl.com/7kem6fo 中国がひた隠ししてきた茶の製法とタネを入手するため、英国人凄腕プラントハンターが中国奥地に潜入…。アヘン戦争直後の激動を背景に、ミステリアスな紅茶の歴史を描いたノンフィクション #安城
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本当にほんのちょこっとのさわりだけパラ見した。
まだ読んでない。
題材は気になるが地雷の予感…
荒らされる側の迷惑は丸無視のウキウキワクワク大冒険だったらやだな。
前に読んだ本ではアヘン戦争のくだりで「イギリス本国からさえ非難の声が上がった」とあったんだけど、この本ではまるで対等のいさかいであるかのような書き方に見える。ちらっと見ただけだけど。
実際のところはどうなんだろう。イギリスにとってのアヘン戦争は輝かしい栄光に包まれていたりするんだろうか。