監禁

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 2195
感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575244403

感想・レビュー・書評

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  • 父親と夫とストーカー。
    お互いに今を見つめ直す事件だったろうが、こんな形で考えることになるとは思わなかっただろ。
    勘違いされるほど出入りしていたにも関わらず、何一つ気付かなかったのだろうか。

  • 『訳も分からず監禁され、事態は、二転三転する…』

    ちょっと外に出ただけなのに、突然監禁された男性医師。
    歩き始めたばかりの娘をひとり家に残し、看護師の妻は夜勤勤務中。どんな展開になるのか!?徐々に明らかになっていく様々な事実に、戦慄を禁じ得ない。いや〜、ハラハラしました!

  • 結末が気になって一気読み。でも騙された感はあまりなかった。
    変な男に執着されやすい由紀恵が心配です。家族3人で再出発、で終わっててハッピーエンド?でもストーカーは生きてるし、あれだけ娘一筋なら引っ越し先もいずれバレそう。
    由紀恵の看護師としての場面は、お仕事小説みたいでそっちが面白かった。

  • 2022/12/9

  • 少し以前に『終活中毒』を読み、どんでん返しの終わり方に面白さを感じ『婚活中毒』も読んでしまった!

    この『監禁』も、作者秋吉理香子氏と知って手にした一冊である。
    戦慄のサスペンスと書かれた帯から、又最後は、想像出来ないような結末なのか…と、読み出した。
    看護師の由紀恵が、主人公なのだろうか?と、本を開けると、最初から、監禁される事態発生!
    これは、誰?なのかと、読み進む。
    子供の育児に専念したいため、看護師を辞める最後の日の勤務が、描かれている。
    そして監禁されたのは…夫…
    携帯も応答なし、LINEも既読されない不安!
    しかし、看護師としての任務も手が離せないもどかしさ…
    ストーカー行為の男もからみ、このまま、話は終わるのだろうか?と、思ってしまっていたのだが、最後の監禁状態の緊迫感が、怖い!
    切り刻まれそうな体を避けて、逃げ惑うのは…
    思い込んでいた人物が、違った!
    やはり、この著者は、どんでん返しが、上手い!
    こんな最後になるなんて誰しもが、想像しないであろう。
    そして、迫力満点であった。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50303672

  • 看護師の葛藤が良かった

  • 殺人者側の三角関係(?)とはまさかの展開。
    現夫を殺したくて監禁する元夫がストーカー患者に監禁されて...私はダークサイドの元夫が生還し家族がやり直せたらと祈っていたのか〜〜やられた。

    夫婦の関係性とか仕事と育児の面だったり、着飾らずに文章にされている感じが妙にリアル。

  • いや、怖すぎる
    最後の方はずっと警報が鳴ってる感じだった
    でもむしろそこからの展開があまり好きじゃなかった
    前半の医療系のところが一番好きだった

  • テンポ良く読めて良かった。
    サイコサスペンス+ちょっとしたどんでん返し…という感じ

    医療ドラマ的な要素と、サイコスリラー要素を足した作品だった

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。ロヨラ・メリーマウント大学院で映画・TV製作の修士号を取得。2008年、短編「雪の花」で第3回「Yahoo!JAPAN文学賞」を受賞、翌年、同作を含む短編集『雪の花』で作家デビューを果たした。ダークミステリー『暗黒女子』は話題となり、映画化もされた。他の作品に『絶対正義』『サイレンス』『ジゼル』『眠れる美女』『婚活中毒』『灼熱』などがある。

「2021年 『息子のボーイフレンド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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