それでも会社は辞めません (双葉文庫 わ 10-02)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 49
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575526981

感想・レビュー・書評

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  • リアリティーを期待せずにエンタメとして読むのがいいと思いました。

  • 2024.03.02
    今、辞めたくてしかたない私にとってはかなり応えた。
    でもそれでも辞めないといえる剛さかがほしい。

  • 正義感、社会性、正義感、自己分析、正義感って感じで読んでいて少し辛かった。辛い人を見て前を向こう的な話なんだろうけど、どんどん自分が追い詰められるようなそんな溌剌とした明るさ、残酷なまでの無邪気さ、が刺さった。私は苦手だけど、人によっては力を貰える本だと思う。

  • 生産性あり、なしのバランスはとても難しいなぁと思った。どちらに偏りすぎてもよくないし…。最後は真面目にコツコツ仕事をしてきた人たちが報われる結果で良かった。見てくれてる人はきちんと見てくれている。やっぱり真面目が一番だ、と改めて感じた。

  • 会社の中の爪弾きものが集まる部門がある。
    集まった人たちは馬鹿正直者、不器用、変わり者。
    汚れ仕事を片付けたり、退職に追い込まれるリストラ要因の人たち。そんな人たちが織りなす物語。

    それぞれの登場人物が関わり合うことで、何かの効果が生まれたり、真実が明らかになったり…

    嫌なこと理不尽なことがあってもひたすら前向きな初芽に勇気づけられる話。
    最後はまさかの…

    ほっこりしながら楽しめる小説でした。
    また元気がなくなった時に読みたい。

  • 通うべきは、釣り掘りか!
    そうだ雨に打たれて釣りをしよう

    社内で評価されない人が集められた部署。
    その人々の個別エピソードが1話ごとにまとめられている。

    キーパーソンは最近部署移動してきた新人。
    しかし真のキーパーソンは前社長だろう。

    そうだ!趣味をアクアリウムにして、釣り堀に通おう!

    さいごチラっと出てきた今の社長、人柄がよくてほっこりした

  • 窓際部署に追いやられたのは冴えない人間たちかと思いきや、実は会社の未来を担う部署だった、という話。
    初芽の気持ちには少し共感するが、現実的ではない話だったなぁ。

  • 連作短編7編
    生産性のみを至上主義とする会社の中で落ちこぼれとみなされた社員が移動させられる部署AI推進部.福田初芽のおいなりさんから始まった反逆,それぞれの個性溢れる愛すべき部員の行動が少しずつ何かを変えていく.ハートフルで社会の或いは人間の見方を変えるお仕事小説.
    おいなりさんが縁で知り合った魚屋さんこと大森元気さん,いい感じでした.

  • 甘くもないけど苦くもない
    理不尽なことだらけで
    悔しいことだらけでも
    それでも
    道は一つじゃない
    最短でないかもしれないけど
    平坦でないかもしれないけど
    きっと道はある

  • 同じ会社で居場所を無くした社員たち。
    1人の若手社員が「魚屋さん」との出会いから、少しずつ希望の連鎖を広げていく。
    パワハラ描写に胸が痛くなるけど、仕事に対するひたむきな姿勢やかけられるあたたかい言葉になんとなく元気付けられた。ビジネス書のような小説だった。
    1人1人の背景が章ごとに語られているのでマンネリせず読みやすい。

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著者プロフィール

和田裕美(わだ・ひろみ)
作家、京都出身。
外資系教育会社での勤務経験から『世界No.2営業ウーマンの「売れる営業」に変わる本』を上梓しデビュー。著書の累計は230万部を超え、女性ビジネス書作家の先駆けと呼ばれている。『ファンに愛され、売れ続ける秘訣』『人に好かれる話し方』『人生を好転させる「新・陽転思考」』小説『タカラモノ』、そしてロングセラーとなる『和田裕美の営業手帳』など著作多数。華々しい経歴の陰にあった家庭環境や自身の極度な引っ込み思案を背景に書いた絵本『ぼくはちいさくてしろい』は、道徳科教科書『いきるちから』に掲載されている。NHK Eテレ「芸人先生」レギュラー出演、FM FUJI「WADA CAFÉ」パーソナリティーなどメディアでも活躍。
2023年、自身の小説『タカラモノ』を舞台劇化した。

「2023年 『2024 W's Diary 和田裕美の営業手帳2024(サックスブルー)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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