- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575526981
感想・レビュー・書評
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リアリティーを期待せずにエンタメとして読むのがいいと思いました。
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2024.03.02
今、辞めたくてしかたない私にとってはかなり応えた。
でもそれでも辞めないといえる剛さかがほしい。 -
正義感、社会性、正義感、自己分析、正義感って感じで読んでいて少し辛かった。辛い人を見て前を向こう的な話なんだろうけど、どんどん自分が追い詰められるようなそんな溌剌とした明るさ、残酷なまでの無邪気さ、が刺さった。私は苦手だけど、人によっては力を貰える本だと思う。
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生産性あり、なしのバランスはとても難しいなぁと思った。どちらに偏りすぎてもよくないし…。最後は真面目にコツコツ仕事をしてきた人たちが報われる結果で良かった。見てくれてる人はきちんと見てくれている。やっぱり真面目が一番だ、と改めて感じた。
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会社の中の爪弾きものが集まる部門がある。
集まった人たちは馬鹿正直者、不器用、変わり者。
汚れ仕事を片付けたり、退職に追い込まれるリストラ要因の人たち。そんな人たちが織りなす物語。
それぞれの登場人物が関わり合うことで、何かの効果が生まれたり、真実が明らかになったり…
嫌なこと理不尽なことがあってもひたすら前向きな初芽に勇気づけられる話。
最後はまさかの…
ほっこりしながら楽しめる小説でした。
また元気がなくなった時に読みたい。 -
甘くもないけど苦くもない
理不尽なことだらけで
悔しいことだらけでも
それでも
道は一つじゃない
最短でないかもしれないけど
平坦でないかもしれないけど
きっと道はある -
同じ会社で居場所を無くした社員たち。
1人の若手社員が「魚屋さん」との出会いから、少しずつ希望の連鎖を広げていく。
パワハラ描写に胸が痛くなるけど、仕事に対するひたむきな姿勢やかけられるあたたかい言葉になんとなく元気付けられた。ビジネス書のような小説だった。
1人1人の背景が章ごとに語られているのでマンネリせず読みやすい。