鈴木先生(11) (アクションコミックス)

著者 : 武富健治

• 双葉社 (2011年4月28日発売)

感想・レビュー・書評

[のはくんさんの感想 · 2015年12月30日]

映画化をきっかけに知った作品。中学校教諭である鈴木先生とその生徒たちの交流を描く。教員としての葛藤、生徒たちの立場や考えを元に教育とは何かを考えさせられる。教育者を目指している人や現役の学生、生徒に非常にお勧め。内容としては難しいかもしれないが、得るものも多いと思う。

[jyunnnnさんの感想 · 2015年8月28日]

本来なら排除すべきものをあえて残すそのスタイル
正直読むのに時間がかかるけど老若男女問わずに読んでほしい
現実世界のいろいろな答えへのヒントがあちこちにちりばめられているかと思いますので

[aliceiwlさんの感想 · 2014年5月11日]

校庭からの呼びかけは、何度読んでも泣ける

[nozomi0613さんの感想 · 2014年2月6日]

指導要領の内容盛りだくさんで、現場の教師たちの苦悩がわかる。
深く深く考えることができる漫画だった。

教師志望だけでなく、親にも読んでほしい。

[ghostriderさんの感想 · 2014年1月10日]

神の娘　行き場のない人→追い詰められる→中学校乱入→神の娘→大団円

[silver25さんの感想 · 2013年7月25日]

とうとう読み切ったぞ！ 後半は、そこだけ抜き出すとぎょっとするようなシーンもあるが、そこまで真剣に読んでいると、そこにこめられている熱いテーマを感じられ、必然性をもって迎えてしまうのよね。面白かった！！！ 作者もすげー

[素以さんの感想 · 2013年7月3日]

これまでにないドラマチックな展開と大団円。
過去の回で起こった問題、それらから学び得たこと……すべてがここで活かされ、魅せられた。
漫画としても、学校教育としても、素晴らしいフィナーレでした。
名作でした。
武富先生の漫画、他にも集めてみようと思います。

[dannerさんの感想 · 2013年6月1日]

時代が小山田いくのような作品を求めていたが、さすがに「すくらっぷ・ブック」ではこの厳しい21世紀にノスタルジーは産んでも芯には響かない(再読しようとは思ったが)。
その声無き声に応じて、少しエキセントリックに過ぎるこの作品が産まれ、評価されたのだろう。
理論武装し過ぎだし生徒のものわかりが良すぎるが、中学時代にはこれ位してくれる先生がいても良い、と一人もいなかった身としては思う次第。
やり切ったかのように文化祭で終わってしまったが、身を削ってでも卒業まで面倒見てやって欲しかった。

[たーしげさんの感想 · 2013年4月28日]

物語の展開にはあまり興味がなく、悶々と悩める人に対する鈴木先生の言葉が本当に良かったです。勿論、鈴木先生の思考も、考え方の一つとして、持っておきたい。他者を傷つけてしまいがちな人におすすめします。

[さくら蟻さんの感想 · 2013年4月19日]

ネット無料公開期間に読了。文字が多く、理解が容易いタイプの作品ではない。が、思索が徹底して成されているため、飲み込めた時の納得感は感動的でさえある。
懸命な学生たちにも心揺すぶられる。特に最終11巻は涙がでてしまった。小川さんというキャラがカミサマと呼ばれるが、そこまで共感してなかったのに、最後にきて私も思わずカミサマだ！と思ってしまった（笑）
読むの大変だけど、強烈な面白さだ。

著者プロフィール

文藝漫画家

「2016年 『漫画訳 雨月物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」