残念な人の口ぐせ (ベスト新書)

著者 : 山崎将志

• ベストセラーズ (2017年4月8日発売)

感想・レビュー・書評

[rokkosanjinさんの感想 · 2020年12月12日]

東大の経済学部から世界規模の外資系コンサルティング企業のアクセンチュアに入社し、独立後はビジネスコンサルタントとしてベンチャー企業の設立などにも関わる山崎氏。2010年に出版した『残念な人の思考法』(日本経済新聞出版社)がベストセラーとなったのに気を良くしたのか、その後も『残念な人のお金の習慣』・『残念な人の英語勉強法』など「残念な人」シリーズを数多く世に出しており、本書もその流れを汲んだ一冊。「何でこれやるんですか?」・「教えてもらってないので分かりません」・「人が足りません」...。視野が狭くて決断も実行も出来ず、協調性や誠実さも無い「残念な人たち」がよく使う言葉を列挙して、出来るビジネスマンへの転換を促す。 「口ぐせ」とはその人のモノの見方や考え方・そして心構えを映す鏡であり、言ってみれば頭の中そのものであると定義。人生にマイナスをもたらす悪癖を退治してポジティブ思考への道を開く。

[ドラソルさんの感想 · 2020年8月31日]

いくつもの会社を渡り歩いて実績を上げた著者が語る一冊。

「お疲れ様です」が不要など、いくつかの点で頷けない個所があったものの、多くは納得できた。

[ホースケさんの感想 · 2017年7月18日]

　言われるとイラっとすることを平気で言う奴ら、なんなん！？
　害悪でしかないからソッコー目の前から消えていただきたく存じ奉り候。

　という人がいる。
　逆に、そう思われていたらイヤだなぁ。ドキッ！

　残念な人シリーズ、今回は口癖。

著者プロフィール

知識工房　代表取締役社長
東京大学経済学部卒。1994年アクセンチュア入社。2003年にコンサルティング会社　知識工房を設立。チェンジマネジメント、組織・業務革新、ナレッジマネジメント、e-ラーニングによる人材革新など、人材、組織に関するコンサルティング、および研究活動を行う。2010年『残念な人の思考法』が30万部突破のベストセラーに。

「2021年 『父さんが子供たちに7時間で教える株とお金儲けの教養。』 で使われていた紹介文から引用しています。」