櫻の樹の下には瓦礫が埋まっている。

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  • ベストセラーズ
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584134238

感想・レビュー・書評

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  • 3・11震災を忘れてはいけない。

  • 生き方を自分で選ぶ時代には必ずその種の寂しさが露わになる。その寂しさは自由の代償でもあるのだが、それに向かい合うのは、簡単ではない。

  • 914.6

  • 村上龍の本は読んでいて考えさせられるなあ。

  • 「好きという感情には、程度の差はあるが偏愛が含まれる。本当に好きなものに対しては、どういう理由で好きなのか説明できない。理由を説明できるのは単なる好みで必ず趣味的。」「不安はネガティブでいやな感情であるが、危機に対処するためには必要なものだ」18のエッセイ。いずれにも思わずドキリとするセンテンスがある。復唱し意味を掘り下げ考える。この程度の受け止めしかできないが、それでも引きずりこまれた。

  • ・・・つまりは、なんだっけ?

    カンブリア宮殿を観ろってことかな。

  • 2012.8.12読了。

    誤解されやすい人なんだろうな、「私は決して○○と嘆いている訳ではない」等々の言い回しが非常に多い。連載ならまだしも、続けて読むと気になる。

  • 還暦を迎えた著者。やや歯切れの悪さが目立つというか、エッジが効いていないというか、これが加齢というものかと思わせる1冊だった。

    ただバルセロナのメッシのプレーから、希望を見出す文章は非常に良かった。自分と全く関係ない分野で輝く人物から、何を学び、どう生かしてポジティブに歩き続けるか、そんな哲学に触れることができた。

  • 雑誌に掲載された「すべての男は消耗品である」シリーズのエッセイ集。2011年3月をまたいでの連載なのでその前後で何か変化があるかと思ったら、相変わらず上から目線で天邪鬼でオモチロイ。
    『政治は監視の対象ではあるが期待を持ち込む場所ではない』、なるほどねえ。(ただしこれは村上龍の言葉ではなく山崎元というひとのもの)

  • 村上龍さんのエッセイ?集です。
    いろんな話がちりばめられていたので、言いたいことがはっきり伝わってくるような本ではないと思いました。
    でも、その分、村上さんのスタンスというか、冷静でしたたかな部分が見えたような気がします。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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