- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591101797
作品紹介・あらすじ
雪に閉ざされた小さな町で、次々に起こる不可解な出来事。謎の美少女・レギーと不思議な力をもつ猫たちに導かれて、少年・ユスティンは邪悪な「闇」との戦いに挑んでいく。ドイツで大ヒット、ミステリアス・ファンタジーの傑作。ミッシング・リングは猫たちが握っている。
感想・レビュー・書評
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装丁と挿絵に一目惚れ。
しかも題材が猫と魔女!借りずにはいられませんでした。
ドイツのファンタジーは初めて読みましたが、イギリスのそれとは異なり、全体的に厳かな雰囲気が漂っていました。同時に、その雰囲気がとても魅力的に感じました。
ただ、最後が少し不完全燃焼…?駆け足気味でスッキリしない終わり方でした。
シリーズものなのかなぁ…。登場人物たちのその後が気になります。
同作家の他の作品も是非読んでみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とにかく、すごく面白い!
主人公の気高さと、猫たちの気高さが、たまらなく大好きです。 -
夢中になって読んでしまった!ファンタジックな描写あり、派手な戦闘シーンあり、淡い(ほんとに淡い)ロマンスありで、わくわくしてしまうね。世界観が好き。でも、ちょっとラストは、駆け足すぎるんではないだろうか……
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ファンタジーですね。
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表紙の絵が気に入り読んでみました。
所々理解できない部分もありましたが、内容は面白いものでした。
続きが気になって、読むペースをついつい上げていってしまいました。
猫ちゃんたちがとても可愛い! -
海外ファンタジー。
短編かと思ったら一章の短い長編だった。 -
タイトルとカバーにつられて手にとったけど、
ちょっと期待したほどではなかったなあ。
面白くなかった訳じゃなく、一気に読めたけど、
350ページ以上の本を、ゆったりとした行間とはいえ、一日で読めてしまった。
もちっとがっつりだったら読み応えもあったのかな?
猫の魅力もイマイチ描かれてなかったな。 -
祖母から不思議な能力を受け継いだ少年が闇と戦うというファンタジーだが、ファンタジーというよりホラーみたい。地獄のバイクなどはまさにスティーブン・キング。しかし、何故か少年は能力を発揮できず、闇を倒したのは、闇にとりつかれていた母親という唖然とする話。しかも最後に母親を動かしたのは、ハリー・ポッター並みの母の愛だというのに、母親が結局どうなったのかは分からずじまい。浮かばれない母親。話の辻褄が合わない部分も随所にある。
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2013年2月17日
<KATZENWINTER>
装面/丹地陽子
装幀/永松大剛(BUFFALOGYM)