ついてくる怪談 黒い本 (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119631

感想・レビュー・書評

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  • 購入日:2010/07/22
    読了日:2010/07/23
    よくあるパターンだけど、主人公が怖い本を読んでいて、その本の内容と似たようなことが現実でも起きる。
    という話。
    主人公も「ぼく」だし、本の中の一人称も割りと「ぼく」で、主人公が読んでいる本の部分には、本のページっぽい枠がついているから、見た目で区別出来るんだけど、現実と本の中で似たようなことが起こるから、もう今がどこなのかよく分からなくなって怖かった。
    いや、まぁ、枠があるかないかで区別出来るんだけど、読んでるときは、そんなことは余り気にしないし。
    本の中の怖い話としては、テケテケとか四隅の怪とか、まぁ、割と知られているものが多かったし、それ以外もどこかで見たことある感じのばっかりだったけど、ある程度知っている話だから逆にリアリティーがあるというか。
    とにかく、予想以上に怖かったです!

  • 「晴れた日は図書館へいこう」の緑川さんが描く怪談!
    こういうのを読むことは余りないんですが、面白かった~。
    高橋葉介の「学校怪談」の香りがすごくします。
    好きなんかな?

  • 図書館で『黒い本』という怪談を借りてきたぼく。本を読み進むうちに、本と同じような恐怖がぼくの周りでも起こり始めて……。
    これは現実なのか、それともぼくが本の中にとりこまれてしまったの……!? 
    二重構造の怖さと驚愕のラストは必読!」
    学校や日常生活の怪談を26編収録。同時発売された赤い本とセットで読むとより怖い。12巻シリーズ。

    <シリーズ順番>
    ついてくる怪談 黒い本(赤と対になっている)
    終わらない怪談 赤い本
    待っている怪談 白い本
    追ってくる怪談 緑の本(青と対になっている)
    呼んでいる怪談 青い本
    封じられた怪談 紫の本
    時をこえた怪談 金の本(銀と対になっている)
    海をこえた怪談 銀の本
    学校の怪談 黄色い本(赤とつながりあり)
    色のない怪談 怖い本(最終巻)
    番外編 忘れていた怪談 闇の本
    番外編 つながっていく怪談 呪う本

  • (2013-05-11)(2015-03-07)

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著者プロフィール

緑川聖司(みどりかわ・せいじ)
大阪府出身。2003年『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)で第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞の佳作となりデビュー。主な作品に「本の怪談」シリーズ、「怪談収集家 山岸良介」シリーズ(ともにポプラ社)、「七不思議神社」シリーズ(あかね書房)などがある。『世にも奇妙な物語』(集英社みらい文庫)、『炎炎ノ消防隊』(講談社青い鳥文庫)など、ドラマや漫画のノベライズも手がけている。

「2023年 『意味がわかるとゾッとする  怖い博物館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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