愛蔵版 蛍火の杜へ (花とゆめCOMICSスペシャル)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 174
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592198406

感想・レビュー・書評

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  • 映画を観て、原作が気になったので購入。
    ほっこりほっこりなんですが、やっぱりお別れのシーンは切ない!

  • 蛍火の杜へ、体温のかけら、星も見えない、蛍火の杜へ 特別編
    収録。蛍火の杜へ特別編、ギン視点からのエピソードなのが、新鮮でした。どの短編も切ない系です。蛍火の杜へは、ギンと蛍の会話が読んでいて好きだなぁってところが、多いのですが、夏が来る度に変わっていく二人の関係と変わらない想いが、素敵です。ふふ、何かデートミタイデスネー、色気のないデートデスネー。デートみたいデスネー、デートなんデスネーというふたりのシーンが言葉遊びっぽくてとてもお気に入りです。

  • 表題作は、読んでいるこちら側は急に放り出されるような、そんな終わりかたをする。偶然出会って、一緒にいるだけで楽しくて、それでもどうしても近づけない距離がある。それをあとくされなく、だが、強烈に印象づけてくれるお話だった。
    その他の話もなかなか切なさあふれるもの。

  • 絶対叶わないってわかっててもひかれてしまうのはひかれてしまうのです。
    どちらも互いを想いあっていて切ない。

  • どのお話も切なくて綺麗で、でもじんわりハッピーエンド。少女漫画を読んだー!って感じでよかったです。温かく、うるっときました。

  • レンタルで全1巻読了。

    ・ 蛍火の杜へ
    ・ 体温のかけら
    ・ 星も見えない
    ・ 蛍火の杜へ 描き下ろし特別編

  • 2012/04/03
    【普通の上】表題作+2編収録。 妖怪と人間の触れ合いを描いた話。 最後は、ギンが消えて切ないが優しくて穏やかな雰囲気が◎。 「夏目友人帳」の雰囲気と似てる感じ。 他の読み切りは、高校生同士の恋話だったが、うーん…表題作の印象が強いせいか印象が薄いというかむしろ無くて良かったんじゃ…。

  • 良くも悪くも緑川節

  • 映画を見てから読みました。

    ほかにも2本お話が入っていましたが
    それもよかったです。久しぶりにきゅんきゅんしました

  • 「蛍火の杜へ」「体温のかけら」「星も見えない」
    どの作品も好きな人になかなか思いが伝わらない切なさを描いている。好きな人は今ごろ何をしているのかなって。

  • 人ではない少年と人の少女の恋物語。
    この表題作だけなら五つ星です。
    なんでこんなに切なくも愛しい話が描けるんですか。
    2011年夏、映画化。

  • 単行本は持ってたけど、「蛍火の杜へ」の書き下ろしが入ってると聞いて購入。
    書き下ろしは、本編中のギン側のできごとのお話で、すごくよかった。

    他に収録されている短編は、単行本とは別のもの。
    ただ、その2つとも好きになれない話だったのが残念。(単行本の方に入っている短編の方が好き)

  • ものすごく切ない。

  • 映画化記念でずっと続きが気になってた作品。
    短編だから…既に知っていた途中から最後までの展開があっという間だった。

    表題作が読みたくて購入した本ですが、むしろ他の短編集の方が私は好きかなー。でも最後に載っている蛍火のギンサイドの短編も、蛍火自体も勿論良かったです。ヘタにお試し〜とか読まずにいればもっと楽しめたかも…。

  • ふんわりせつない1冊

  • 話自体もいいのですが、あとがきの緑川さんの作品に対する真摯な思いに胸を打たれました…orz すごいな。。星が見えないはそしてはじめて読んだ気がするー。記憶力に自信のない自分。。書き下ろしはほろりと来ましたね。みんながギンを思う気持ちや、ギンがみんなを思う気持ちに胸熱。

  • “「蛍 おれのこと話すよ
    おれは「妖怪」ではないけれどもはや人でもない
    人の子だったらしいけど赤ん坊の頃この森に捨てられたんだ
    本来その時命を終えていたはずだったけれど
    山上様が憐れんで妖術で生かしつづけてくれている
    それに甘えていつまでも成仏しようとしない幽霊のようなものなんだ
    蛍 忘れてしまっていいんだよ
    妖術で保たれている体はとてももろい
    本物の人の肌に触れると術がとけて消えてしまう
    そんなやふやな存在に君がいつまでも」
    「触れると消えてしまうなんてまるで雪のようね
    私ね ギン
    冬のあいだもギンのことを考えていた
    ギン 忘れないでね 私のこと
    忘れないで」”

    「蛍火の社へ」
    「体温のかけら」
    「星も見えない」
    「蛍火の社へ 特別編」

    あったかい切なさ。
    愛蔵版じゃない方に収録された話もいつか読みたい。

    “「石田 空が晴れてるよ
    下ばかり見ていたらきっと星も見えないよ」
    「才谷 ごめん
    謝りにきたなんて言って私本当はこうして話がしたかったのかも
    ありがとう才谷」”

  • 短編集のようだが、主要人物が皆同じに見える。
    話は、淡くせつない話のようで、結構思いは深い。
    妖怪は可愛い。

  • コミック見あたらないと思ったらこんなのが出るのね。
    買う!

著者プロフィール

漫画家。熊本県出身・在住。血液型はB型。1998年、第18回LMGフレッシュデビュー賞を受賞した「珈琲ひらり」(『LaLa DX』(白泉社)11月号掲載)でデビュー。2000年、「あかく咲く声」で第25回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞を受賞。

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