自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば

著者 :
  • 山と渓谷社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784635063289

感想・レビュー・書評

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  • クラムボンはかぷかぷわらったよ – エッセイスト、絵本作家・澤口たまみのホームページ
    https://kenjilovesong.com/

    自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば | 山と溪谷社
    https://www.yamakei.co.jp/products/2822063280.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      クリーンヒット 『自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば』 | 教文館ナルニア国
      https://is.gd/IumDWt
      クリーンヒット 『自然をこんなふうに見てごらん 宮澤賢治のことば』 | 教文館ナルニア国
      https://is.gd/IumDWt
      2023/12/10
  • 宮沢賢治と同じ盛岡に生まれ育った著者が、賢治の言葉を借りて自然の尊さを写真とともに語る。
    エピローグで著者も触れているが、賢治の作品は日本の「センス・オブ・ワンダー」だ。
    初めからていねいに読むのも良し、気に入った写真の一文を読むのも良し、ゆったり楽しんで読んだ。

  • うん、わたしはこの街で娘を育てていこう、そう思った。移住して自然のなかへいければそれはもちろん最高だけれど、大切なのはみる目、感じる心、知ること、考えること、愛すること。むしろこの東京という限られたなかで自然をみつけるスキルを磨くことは、未来を生きていく娘にとって重要かもしれない。
    センス・オブ・ワンダーを読んだときに思ったことを思い出していたら、本の中でも話が出てきてうれしかった。

    図書館の新刊コーナーで目が合った本。これもまた引き寄せたぞ、とおもった。

  • 北アルプスのような高山帯にある悠なる大きな自然ではなく、どちらかというと身近にある里山の自然の風景が浮かぶ。写真、文章とも美しいなという気持ちを掻き立てられる。ただ美しいという感情だけではなく、著者と賢治の言葉が自然と触れる喜びを伝えてくれるので、山に行きたいなという気持ちに誘われる。季節ごとに、思い立ったときに手を伸ばしたい一冊。

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著者プロフィール

澤口たまみ 岩手県生まれ。岩手大学農学部で応用昆虫学を専攻、修士課程修了。著書に『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社・第38回日本エッセイストクラブ受賞)、『宮澤賢治 雨ニモマケズという祈り』(共著・新潮社)、『昆虫楽園』(山と溪谷社)、『たまむし日記』(ツーワンライフ出版)などがある。絵本に『わたしのあかちゃん』『みつけたよ さわったよ にわのむし』『いもむしってね…』『わたしのこねこ』『だんごむしの おうち』『はるのにわで』(以上、福音館書店)などがある。「ちいさなかがくのとも」にも著書多数。

「2022年 『どんぐりころころむし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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