おとうさんがいっぱい (新・名作の愛蔵版)

著者 : 三田村信行

• 理論社 (2003年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[志帆さんの感想 · 2006年9月28日]

幼稚園の時に祖母から貰った本。祖母はそれからすぐに亡くなってしまったので私の唯一の祖母との思い出（だけどちょう怖くてトラウマ化→ずっと祖母が嫌いだった）が、最近これをくれたのは母だと発覚（！）
ごめんね、おばぁちゃん
とにかく怖い。壁を叩いて回った記憶がある

[ぺりおさんの感想 · 2006年5月28日]

トラウマ・・・
心底ぞっとするのですが、どうしても手放す事ができません。

[なすださんの感想 · 2006年3月14日]

小学校の頃に読んだが非常に怖い話。理由や辻褄合わせなどが一切ない理不尽な怖さ。久々に入手して読み返したが、やはり何とも言えない恐怖を感じた。舞台となっているのはもう２０年以上前の世界なのにその魅力はちっとも色褪せていない。
お子さんのいらっしゃる方には是非読ませてあげて欲しい作品。ただ、人によってはトラウマになるかも……。

[まめ大志さんの感想 · 2005年12月18日]

どこかしら『世にも奇妙な物語』を彷彿とさせる短編集。
佐々木マキさんによる独特のイラストも不思議な感じとマッチしていて、児童書としては難しいかもしれませんがオススメの一冊です

[花乃 kano2004さんの感想 · 2005年10月3日]

児童向けとあなどるなかれ!かなりブラックビターテイスト。

[真野さんの感想 · 2005年9月26日]

この本すごいおすすめ！！
児童書だけど大人でも楽しめる短編集。

どの話も日常が壊れていくコワーイお話。

[うそさんの感想 · 2005年6月12日]

誰が何を言おうと、わたしの中で一番怖い本。内容を鮮烈に覚えてしまい、頭から離れない。とにかく怖い。

[ひとみっくすさんの感想 · 2005年5月24日]

小学生の頃読んで、あまりの怖さに一度封印した本。大人になってからおもしろさに気付いた。何も考えないで生きてると、こうなるってことだ。

著者プロフィール

1939年東京に生まれる。
早稲田大学文学部卒業。児童文学作家。
主な作品に、「おとうさんがいっぱい」「風を売る男」「ものまね鳥を撃つな」「風の陰陽師」などがある。

「2019年 『漱石と熊楠 同時代を生きた二人の巨人』 で使われていた紹介文から引用しています。」