不思議のフランス菓子

著者 :
  • エヌティティ出版
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784757150317

感想・レビュー・書評

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  • フランス菓子の本。美味しそうなお菓子がいっぱい~食べたことないものがいっぱい~。
    食べてみたいのはタルトタタン。前にお店で見たのはゴテゴテしてた? 記憶があるのだけど、この本に書かれてるのはシンプルで美味しそう。

    フランスでのフランス菓子の特徴について、和菓子でたとえてる箇所があって、そうかフランスでは和菓子のポジション…!?(なのか?) と意外な驚きが。

  • 「おいしいお菓子っていったいどんなもの?」

    パリの料理学校で料理・製菓を学び、現在、フランス菓子とお惣菜の教室を主宰する著者が、そんな疑問を抱き、大都市パリで愛される菓子、フランスの素朴な魅力がたくさん詰まった地方の料理や菓子について取材。
    フランスにチーズケーキやショートケーキが無い理由、チョコレートや砂糖の歴史にも触れ、さらに日本でのフランス菓子の扱われ方や当のフランスとの違いも取り上げる。

    本文に添えられた阿部真由美氏のイラストも美味しそう。
    個人的にはカヌレが好きなので、カヌレのエピソードが印象深かった。ボルドーの女子修道院で古くから作られていたお菓子なんですね。
    材料の違いや、菓子作りのコツ、料理の概要などは本文中に出てきますが、レシピ本ではなく、あくまで食文化の考察本なのでご注意ください。
    店舗などの固有名詞がたびたび登場しますが、本書は2001年の刊行のため、現在と少々事情が変わっている可能性もありますのでこちらもご注意ください。

  • 洋菓子の歴史・まつわる話など。エッセイ本。

  • フランスのメジャーな伝統菓子から、ある地方だけに伝わる幻のお菓子まで、フランスのお菓子尽くしです。
    挿絵もかわいくてわくわくします。

  • 最近なぜかケーキやフランス菓子に夢中なので、そういった関係の本が読みたくて。これは伝統的なケーキやフランス菓子について、歴史とかいわれと材料についてなどなど書いてあって興味深い。意外と未知の世界で、奥が深いなーと。フランスの地方への旅や、ちょっともう古くなってしまったけれど(発行が2001年)、新しいパティスリーの話題なども楽しいし、こういう感じの本をもっと読みたいな。本読む人はだれでもそうかもしれないけど、なにかに興味を持つと、本でその世界を知りたくなる。わたしの場合は特に、実践をともなわない?!ので、ケーキが好きになっても自分でつくろうとはしないから、レシピとかではなく、エッセイとか食べ歩き本みたいなのを読みたい。

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著者プロフィール

■大森 由紀子(オオモリ ユキコ)
フランス料理・菓子研究家。学習院大学フランス文学科出身。
パリ国立銀行(現BNPParibas)東京支店を経て渡仏。パリのル・コルドン・ブルーでフランス料理と菓子を習得。
帰国後も20年以上に渡り毎年渡仏し、フランス全土を周って、人々とふれあいながら食文化や歴史を研究し、メディアや書物などを通して日本に紹介。
自宅で料理・菓子教室を主宰しながら、企業や食イベントのアドバイザーなども務める。
フランス政府より農事功労章シュバリエ勲章を受勲。
日々の活動の様子は、インスタグラムなどのSNSにて更新中。
著書に『私のフランス地方菓子』『フランス地方のおそうざい』『パリのお菓子屋さんガイド』(いずれも柴田書店)、『小さなお菓子 プティ・フール』(誠文堂新光社)など多数。

「2021年 『フランス伝統料理と地方菓子の事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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