幸色のワンルーム(1) (ガンガンコミックスpixiv)
- スクウェア・エニックス (2017年2月22日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ
- / ISBN・EAN: 9784757552647
感想・レビュー・書評
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Twitterで知った漫画。コミックス化されて嬉しい。
誘拐犯と誘拐された少女という関係なのに、親からの虐待や学校でのイジメ等のせいで誘拐犯との生活に居場所を作って幸せを知っていく歪な関係。
幸の身の上が不幸すぎて、買い物すらしたことなくて買い物の仕方を知らないって衝撃的。壁一面を自分の写真で埋め尽くされても愛情に変換し、刃物を向けられても怯えない幸の感情のズレが怖い。
お兄さんが幸をストーカーするきっかけとか過去が気になる。
世間的に見れば歪んでいるけれど、彼らにはひっそりと幸せになってほしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
誘拐犯と少女の二人だけの歪な箱庭のようなお話でした。絵が綺麗でサラサラ読了♪
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全巻読みました。仕事や私生活が充実してると感じていても無意識にすり減ってる部分があったことに気づきました。自分の幸せはなんだろう。その幸せを持続させるにはどう立ち居振る舞うべきだろう。と考えさせてくれる物語でした。
また読もうと思える物語だったと思います。 -
twitterでみてた作品。
あの時ほどの感動ないけど
面白い!!絵かわいい。 -
私の中では新しい設定で凄くおもしろい!
益々ハマりそうな予感でこれからも期待する
おにショタ良いですね´`* -
6巻まで持っていたので読みました。絵柄が綺麗で設定が面白いと思います。
ですが、二人が常にやや病んでるような暗い感じで心理描写がくどく感じました。
途中で新しいキャラが出てきたことによって、幸とお兄さんの関係性が変化してることに気つくなど、今までと流れが変わり面白くなってきたなとは感じます。
でも気になるのはそれくらいでそれ以外は。。という感じです。
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作者が描きたいものはわかるし今の子にウケるのもよくわかる。pixivで同作者の別漫画も読んだが、大体同じ傾向だ。今の子に受けそうなスッキリした絵でメンヘラ鬱展開というか……
雑に要約すれば青年×少女の閉じた箱庭系共依存なプラトニックラブストーリー。ヤンデレ好きにも需要あるかな。
実際の事件をベースにしてるとかどうとかはどうでもいい。というか、誘拐犯と被害者のストックホルム症候群なラブストーリーなんて世界中どこにもであるじゃん。
特定の事件が云々言うのもナンセンスだし、読者が勝手に憶測巡らして騒ぐ方がよっぽど現実の被害者に実害では?
まあそれはどうでもいいのだが、何か薄っぺらい。
ヒロインがひたすらに不幸で可哀想な女の子として描かれている。虐待されすぎてネジがぶっとんじゃったのか。しかし両親には一切言及なく、人格が伝わってこない。なんで娘をアレだけ虐待するのかもわからない。
そーゆーサイコパス夫婦にしろ、現状「ヒロインをただただ不幸に落とし、青年と惹かれ合わせるお膳立てをしただけの都合よい悪役」でしかない。両親に顔がないのだ。
青年と少女の閉じた関係性を描きたいあまり、他のキャラがほぼ印象に残らないし魅力も何もあったもんじゃない。
少女の両親もクラスメイトも加害者のレッテルを貼られたのっぺらぼうで、その世界で生きてる人間としての最低限の厚みすら伝わってこない。
両親が虐待する理由は?育児に悩んで?
実の子じゃないから?
クラスメイトがいじめる理由は何?
悪役だって人間だ。
加害者にも動機がある。
読者はそれに思い巡らせる訳だが、本作ではヒロインを不幸に貶める為の舞台装置でしかなく、その行為を働くに足る負の動機が一切描かれないので、世界は二人の為に感が物凄い。
原因や理由があるから不幸なんじゃない、不幸になるべくして不幸になってる。
ここで描かれるのは不幸による不幸のための不幸なヒロイン、何故か知らんが世界中から押し寄せるピンポイントな悪意によって無理矢理可哀想な子に仕立て上げられたヒロインなのだ。
そりゃ救われないわ。
そんな大人の事情が透けるせいで、萎える。
フィクションだからこそ最低限のリアリティは担保されるべきなのに、「実は人類は既に滅びており、この世界には青年と少女しか生き残ってない」って言われても納得しちゃうくらい他のキャラに存在感がなく、ああ、ヒロインと誘拐犯の蜜月を描く為だけに用意された背景なのか……と興ざめ。話の奥行きそのものがワンルーム。
この先両親や周辺人物が掘り下げられたら見方も変わりそうだが、おそらくそれもない。
作者は誘拐犯の青年と少女の、病んだ、それでいてイノセンスな関係性だけを描きたいのであって、ワンルームの外の雑音には無関心に見える。
本来その雑音がストーリーの骨子になる訳だが、メンヘラ女子中学生を介護する天涯孤独な青年の日常がフラットに描写されるだけ。たぶん中高生とか、感性で読んでる若い子はこういうの好きなんだろうな……ある程度年が行くと「さすがにこんな上手くいかないだろ」とか「捜査陣無能すぎだろ」とか設定の無理が見えてきてキツい。
物語の為に用意された世界観に非ず、誘拐犯とヒロイン、ただ二人のキャラクターに世界観が依存してる違和感を乗り越えてまで読もうとは思えなかった。 -
☆3.5
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前々から聞いたことがありどんなものかすごい気になって購入。
とてもよかったです。。。
いつかこの二人が本当に幸せになってほしい。。。