神様のパズル

著者 :
  • 角川春樹事務所
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本棚登録 : 416
感想 : 86
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784758410038

感想・レビュー・書評

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  • 図書館におかれていたので、表紙にひかれて借りました。

    おもしろくて、一晩でよんでしまいました。
    物理に興味がわきました。

  • 宇宙を人の手で創造することができるのか?というSF小説。細かい物理理論は分からなかったけど読みやすかった。

  • 神は天地を創造した…。どうやって??人間に宇宙は作れるのか??ポップなサイエンスフィクション。

  • そう、あれは2年前の1月のことだった…
    下腹部に出来た謎の膨らみ。
    別段痛くないし、押せば引っ込むので、しばらく放置。しかしいつまでたってもその状態で、さすがに気になり病院へ。診断は脱腸…会社へ長期休暇を申請し入院。その猶予期間に入院中に読む本を買おうとして出会ったのがこの本。
    全くの文系人間が、物理学を知っていればより楽しめるという本を読むという奇妙な体験をさせていただきましたが、ストーリー的にはまあ、と言う感じ。
    ラストらへんでいきなり派手な展開を見せるもそれまでとのギャップがありすぎてちょっとうろたえたよ。
    理系の人(特に物理学専攻)はオススメですよ。昨今の宇宙ブーム?ということで書いてみましたよ。

  • ストーリーはタイトルそのまま。まさに「神様のパズル」を解いてゆく話なのですが、どの切り口から解いてゆくのかというと、神も神!宇宙創世を人の手で成し得るのだろうか?というテーマがメイン。必然的に内容は物理学やらが中心になり、専門用語が容赦なく放り込まれているのですが、語り手として役を振られている人物がクッションとなって、難解さは減らされているかと。『宇宙を人が作ることはできるのか?』この問題に立ち向かうのは天才といわれ、幼い頃から周囲に期待を背負わされてきた少女と、語り手である落ちこぼれ大学生。宇宙創世に天才少女は執拗に執着する様を見せるのですが、それは天才ゆえの探究心ではなく、寧ろ天才といわれてきたゆえの自己存在への証を求める心の現われだというところに『竜の柩』の鹿角を思い起こしました。久しぶりに当たりかなと思った一冊。

  • ひたむきに

  • 穂瑞や僕のキャラクタが魅力的であり、適度な人間関係の緊張感を孕みながら物語は進む。もし宇宙が本当に人間の手で作られれば、現在我々が住む宇宙は、その新宇宙に呑み込まれて消滅してしまうのでないか? 追い詰められた穂瑞が“むげん”を使って宇宙を作ろうとするクライマックスは、なかなかの読み応え。……それだけに、全てが大団円で終わってしまうラストにはちょっと物足りなさも残るのだが。

  • 宇宙を作ることは出来るのか。文系のかたはやめておいたほうがよさそうです。結構辛かったです。

  • すっごい面白かった!すごいすごい!わたしは純文系人間だから物理はからっきしで、意味のわからない、想像さえできない単語のオンパレードにも関わらず、すっごい面白かったのはなぜだろう…。ほんと物理はダメなんだよ。どのくらいダメかというと、中学の浮力圧力さえ危ういくらいダメ。中の上くらいの進学校で1年の1学期中間テスト、理1の物理でしょっぱなから赤点とって挫折するくらいダメ。宇宙とは何か?生命はどうやって生まれたのか?なんていう、今のところ正しい答えのないテーマを宗教色いっさいナシで扱う潔さが面白さの秘訣なのかなぁ。物理学を専門にしている人が読んだら、たぶんつじつまが合わないところだらけなんだろうけどね。

  • 「宇宙の作り方、分かりますか?」
    宇宙の作り方という究極命題に挑む天才女子学生&落ちこぼれ学生の物語。
    物理、宇宙論が好きな人もそうでない人も楽しめる一冊です。

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