能力2040 AI時代に人間する

  • 太田出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (83ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778316945

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  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00607372

    教育基本法「改正」から10年を経て、日本の教育は一層「人材」養成に重きを置き、一定の子どもたちが「問題のある子ども」、「困難を抱えている子ども」へと分類されていく。かれらは「支援」の対象となり、排除された上で現状の価値尺度への適応を求められる。これは国際的な動向でもある。
    「できる―できない」の軸で人びとを判断しようとする価値観は、それに基づく格差を正当化するだけでなく、むしろ平等を実現していると見られている。

    戦後最大の殺人事件と言われた相模原障害者施設殺傷事件と、始業式の日に子どもの自死が最多となる「9月1日問題」。2つの深刻な事態に共通する問題こそ「能力主義」なのである。
    本書では、人びとが能力主義を疑わずに受け入れるメカニズムを解明し、その呪縛から解かれたあとの社会を想起する。(出版社HPより)

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著者プロフィール

中央大学文学部教授。専門:教育制度学。
主な著書:『フランスの移民と学校教育』(明石書店、2001年)、『学びの本質を解きほぐす』(新泉社、2021年)。

「2021年 『人の移動とエスニシティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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