惑星のさみだれ (10) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785935184

感想・レビュー・書評

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  • 完結!!
    素晴らしかった!!!
    あの時代の空気と面白いものを詰め込んで、凄まじい精度で描き上げた傑作でした。
    というか、これほど完璧な作品を連載でやってたとか凄すぎない?
    楽しい体験を、ありがとう。

    ◆未来と大人
    「未来は無限の可能性に満ちている」
    よく聞く言葉だし、これだけだとひどく薄っぺらい響きです。
    しかし、本作には実感を伴ってそう信じられるものがある。
    本当にその実感がある、稀有な体験でした。

    また、本作で度々出てくる「大人」というキーワード。
    これまたテーマとしてはありふれているもののように感じられますが、やはり本作には凄く実体を持って、そしてかっこよい「大人」の姿がある。

    どちらにも、希望がある。
    無論今子供だったり、学生でモラトリアムな日々を過ごしている人たちにとっても、この未来と大人の姿は希望になると思う。
    しかし、今社会で生きる我々にとってもそう映るはずだと感じました。

    ◆セカイとの繋がり
    世界との繋がりが希薄で、自分の終わりと世界の終わりが一足飛びに結び付いてしまう。
    さみだれをはじめとして、本作にはそういった人々が何人も出てきますね。
    しかし彼らは誰かと繋がりを持って、自分が何を好きか知って、あるいは大切なものを作って、自分と、世界を知っていく。
    世界との繋がりを、生きる動機を得て、彼らは成長していく。
    続いていく。
    ここの見せ方が本当に完璧で、素晴らしい作品でした。

  • さみだれと雨宮の関係がとても好きです。
    最初に比べていろいろな経験を経た、雨宮がどんどん大人びていって、最初から最後まで素晴らしい漫画でした。
    ラストのエピローグは、感動して泣いてしまいそうでした。
    悲しい事、辛い事、絶望しても今の当たり前のようにある幸せを大事にして子供に笑顔を見せれるような大人でいたいと感じさせてくれました。

  • これで完結。 みごとに王道の少年漫画をやってくれた。 アニムスを倒して、最後の戦いとして五月雨との戦いがあり、そして戦いを終えた後の物語。3年間続いた物語を締めるのにふさわしいものすごくいい終わり方だった。

  • 大好きです。
    ありがとうございました。

    同時期、発送されてきた、特別小冊子も大満足でした。


    ありがとうございました。

  • コミック

  • 絵は好き嫌い分かれると思うんですが凄く丁寧に作られてるように思えます。
    意外と急に出てくるシリアス感にラブコメに戦闘、パワーアップと男子が好きな要素がたっぷりです。

  • 【再読】久しぶりに読み返したくなって10巻一気読み。
    どの巻を読んでも泣けて熱くなる最高の漫画。
    特に10巻はボロボロに泣きながら読みました。
    ノイが好きで、ノイのおかげでトカゲに愛着をもつようになった。
    大好き。

  • 大人になるってこういうことさ

  • いいものを読んだなぁというのが素直な感想。物語はやっぱりハッピーエンドがいい。

    ひねくれ者だった夕日は本当にいい男になりました。そして、太陽も(笑
    )ところで、アニムスの転生先ってもしかして…

  • とてもいいエンディングだった。
    今までの物語、キャラの心情などが昇華された。泣いた

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