惑星のさみだれ (10) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
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感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785935184

感想・レビュー・書評

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  • 惑星を砕く物語、いよいよ本当の最終決戦、そしてその後。
    とにかく最初から最後まで全てがよかったと思う。正直5つ星では足りないくらい。読む前に自分が予想していた全ての結末に裏切られ、最高のラストが用意されていていて涙が止まらず。
    最終巻では特に獣の騎士団の皆や夕日、さみだれたちが愛おしく思えてしょうがなかった。たくましく成長した夕日が本当にかっこいい。自分も少しでもかっこいい「大人」になりたいと強く思った。
    後日譚はボリュームたっぷりで全くもやもやを残さない内容。こんなに作品を通して一人一人を丁寧に描いた作品は他にないと思う。本当にすっきりとした読後感で読み終えられた。最後の彼らの笑顔がとても印象的だった。彼らのこれからの人生に幸あれ。
    これから先何度も読み返すだろう、ずっと大切にしたい作品。

  • ここまで丁寧にキャラクターひとりひとりの物語を描いた上に、全体のバランスを崩すことなく大団円に持ち込んだ手腕が凄すぎる。「全部、きみのためにある」というのは雨宮が一巻からずっと持っていた気持ちといえるだろうが、最初と最後ではまったく反対の意味になっている。そういうところまで面白い。なんだかたくさんのテーマを持っていてとても一度の通読じゃ追い切れないほどの密度を持っている作品だけれど、とにかく今は成長したゆーくんのかっこよさにしびれ、ノイとの別れに涙し、そしてやよいさんをかっさらっていった風巻先生を憎たらしく思って胸がいっぱいです。

  • 最終巻。さみだれと夕日の物語が完結する。そしてお別れ。さみだれの最後の表情はヤバい。一番ウルっと来たのは、ノイとのお別れ、そしていないと分かっているのにノイの話しかけてしまうところ。
    師匠=アニムスという想像が出来る最期はお見事。

  • 【概要】
     独特の空気感が好き。
    【感想】
     展開はかなりベタ。お姫様に恋をして、師匠みたいな人に出会って、そんで師匠死んで、死を乗り越えて、ライバルが出てきて……。でもなんか新鮮というか。設定がなんか変。トカゲやらカマキリの騎士だとか、地球を壊す巨大ハンマーだとか。まぁそこら辺の意味不明設定を最終的な真実で上手い事説明するんですよ。オイオイ、上手い事まとまっちゃたよ。みたいな。

  • 完結。タイトルまで含めた見事な大団円。12人の騎士が皆力を合わせる、という王道な展開。だけどここまで一人一人が丹念に描かれてるお話は中々ない。

  • ついに最終巻。六巻以降不思議なくらい影が薄かったヒロインさみだれの心の内がこれでもかと描かれ、そしてそれを支えようとする主人公の正にヒーローと呼べる格好良さに、読んでいて涙がぼろぼろと零れること確実です。

    そして後日譚がかなり長いのも印象的。このおかげで、すがすがしくも満足感のある読後感が得られます。

  • きちんと完結できた作品は、それだけで、どれほど売れようと未完の作品を上回る。
    絵柄で判断してはいけない、実に良く出来た作品。

  • 最高に素晴らしい結末に感謝。傑作。

  • 一気読みでなく、じっくり新刊の発売を追いかけたかったなあと思わせるシリーズでした。実際は試しに1巻を読んでみて、最終巻まで一気に揃えてしまったんですけども。

  • 全10巻でこの完成度。エピローグ多めの構成で読後もスッキリ。

    表紙で「世界を愛し世界に愛される関係」を表している辺り、さすがです。

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