先端で、さすわさされるわそらええわ

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  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791763894

感想・レビュー・書評

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  • 実質的な未映子の処女でもないのに書いた処女作を改めて読む。
    この女性であるが故の肉体と哲学、そして面倒くささが後の「私率〜」を経て芥川賞「乳と卵」で鮮烈にデビューすることに繋がって行くきっかけとなるのは言うまでもない。
    まぁね、ぶっちゃけ言えばあのルックスでこの内容を書けば話題になるのは間違いないのだろうしウケ狙いと取られても仕方ないのだろうがそれでもこの感性はきっとわかる人にはわかってもらえたのだろうと思うよ。
    それが証拠に後半3作その実力をシュールに表せているもの…なかでも「象の目を焼いても焼いても」は好きだなぁ。「図書館は象の目」と言い切るカオスを是非とも味わっていただきたい

  • 現代詩、かな?
    じわっとおもしろさも感じたけど、
    疲れるので飛ばし読み。

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:911.56||K
    資料ID:50900854

  • 何言ってるか意味不明

  • ちょっと何言ってるかわかんないです。

  • 言いえて妙、なことがいっぱい。

  • 川上未映子ワールド。生活臭のする性癖。妄想癖の暴走っぷり。好き嫌いあるだろうけれど、一部を読んですぐに「これは川上未映子さんの文章だ」と判るのは、やっぱり稀有な才能だと思う。

  • うーん、正直よくわからなかった。

  • 未分化、いい意味でルールに飼いならされてない文体

  • 独特の切れ目がどこにあるのかわからないような文体で、意味がわからないような、なんとなくわかるような…

    でも、書き手の脳が自分の脳であるかのような不思議な感覚になり、それがおもしろいと感じました。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。2019年、長編『夏物語』で第73回毎日出版文化賞受賞。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著書多数。その作品は世界40カ国以上で刊行されている。

「2021年 『水瓶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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