先端で、さすわさされるわそらええわ

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (155ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791763894

感想・レビュー・書評

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  • 詩集:私への名前入りサイン本。

  • 巨大化した髪の毛の中にいろんなものを巻きこむ場面が特に印象強い。痛そうで目を逸らしそうになった。

  • 文体のくずしかた、文章のリズムがすごい。

  • 小説なのかな・・・・?
    なんかよくわからないけど、ゆらゆら揺れてる感じが悪くない。

    好きでもないけど、ちょっとクセになる。

    乳と卵、私の男と同じ作者だったのか。
    タイトル忘れたけど「私、イン歯〜」みたいな本も気になる。

  • 疲れるけど、慣れてきたら心地いい疲れ。精神さされてええかんじ。

  • ことばの置き換え方に魅力を感じる。
    書かれているものが同じであっても、
    その人のフィルターの通し方ひとつで違う。
    自由で独特な言い回し、所々混じった関西弁。
    詩のようでもあり映像のようでもあった。それもあたまが掻き回されるような。

    するりとはなかなか読めなかったけれど、つっかかりながらも最後までずるずると引き込まれた。
    今まであまり文学では触れたことのない世界観に惹かれる。
    歌い手の方でもあるというのは納得できる。
    言葉のリズムが心地いい。

    真夜中に読みたい本。
    歌も聴いてみたいな。すき。

  • そもそもこの人を知ったのは、高校の頃聞いてた未映子名義でのラジオ。
    歌はあまり好きじゃなかったんだけど、物凄く話す内容に惹かれた。
    ユリイカでちらちら見てましたが、きちんと読んだのは初めて。
    大阪弁散文詩的小説?
    感想なんぞ書くのは野暮ではないかな。これは。

  • 少女の色々が色々で大変だ!イン歯ーに引き続き読めばすさんだ生活も改まる、やんごとなきポエジー!やんぬるかなポエジー!

  • 2008.05.28

  • これで、今現在出版されている川上未映子作品はすべて読みました。

    今作は今まで以上に、わけわからん状態なのが多かった。

    川上未映子作品をすべて通しての感想は、
    『Don't think, feel』
    って言葉に尽きるように思う。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。2019年、長編『夏物語』で第73回毎日出版文化賞受賞。他に『すべて真夜中の恋人たち』や村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』など著書多数。その作品は世界40カ国以上で刊行されている。

「2021年 『水瓶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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