アスリープ

著者 :
  • 青土社
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本棚登録 : 123
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (53ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791773886

作品紹介・あらすじ

深い闇に火を灯す珠玉のマンガ作品。
アスリープ(ASLEEP)=「眠って」。かつて首都だった大きな都市に、最後に残ったのはひとりの女性だった――。墨を用いた独創的な手法で高い評価を得るマンガ家・森泉岳土による、待望の描き下ろし新作。解説・中条省平。

感想・レビュー・書評

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  • 一コマ一コマがアートのよう? 独自の手法で繊細に描くコミック『アスリープ』 | ananニュース – マガジンハウス
    https://ananweb.jp/news/368608/

    青土社 ||建築/美術/映画/音楽:アスリープ
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3575

  • 架空の近未来。世界の週末。かつての首都に一人取り残された女性。夜よ私の未来はどこだ。選択肢は無数。物質が崩壊しても本質は残る。最期に一瞬立ち会えた存在。滅びるのではない、ただ眠るだけなのだ、それを起こせるものは…。希望を感じさせるラストでした。

  • 人類滅亡もの。独特の雰囲気があって良かった。マンガ(B5版ハ-ドカバー)です。

  • 「物質(マテリアル)はつねに崩壊に向かいますが
     本質(サブスタンス)は生き残ります」
    ヒューマノイドはそう語って動かなくなる。

    月並みな言葉だけど、人も物語もみんなそうだと思う。私がいつか物体として死んだら、ロボットのように再生はしないけど、どこかで私が作用したものや人が残っていれば、本質は生き残るのではないかなと思った。

    紫がかった灰色のサラサラ光るページがきれいだった。イラストの線の繊細さもすばらしかった。

  • そこまでグッとこなかった。静けさの種類がなんか違うな

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著者プロフィール

水で描き、そこに墨を落とし、細かいところは爪楊枝や割り箸を使ってマンガを描く。著書に最新作のコミカライズ作品集『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』のほか、『セリー』『報いは報い、罰は罰』『ハルはめぐりて』『うとそうそう』『カフカの「城」他三篇』『耳は忘れない』『夜よる傍に』『祈りと署名』など多数。

「2020年 『ランバーロール 03』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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