- Amazon.co.jp ・本 (585ページ)
- / ISBN・EAN: 9784796641333
感想・レビュー・書評
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再読。
最初に読んだのは中3のときだったから、かれこれ6、7年ぶり?
久しぶりに読んだけどやっぱりおもしろかった。
タイムスリップもの好きな自分にはどんぴしゃ。
巴の生き様が好き。
武蔵はかなりかわいそうな感じだった。氷室には死なれるし、巴には義仲がいるしで報われない気が…。
覚明もかわいそうだよなぁ…前世?はあんな感じやし、時に操られるままだし…。
覚明に最後はあったのかなぁ?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
平家とか源氏とかの話の時代にタイムスリップする三人の学生の話。結局は最後までその世界で、それぞれが木曾義仲の妻だったり、武蔵坊弁慶として自堕落の一部を担っていくという不思議な話。
最初は少しもたついた感があるが、途中から結構面白くなる。全く離れ離れになっていた二人が最後に再会するのも束の間で、結局武蔵は死んでしまうのは切ない。時代に翻弄されて生きる当時の感じも切なさを誘う気がする。しかし、話が若干長い!! -
最初は流れもシチュエーションもよかったんだけど、
平安末期にタイムスリップするっていう設定が受け付けなかった。
結末が気になるものの、これ以上は読めない。
歴史が得意なひとなら楽しめるのかも。 -
歴史の一駒において、そこに成す人々が一人でも欠ければその歴史は大きく変わってゆく。何れにせよ歴史とは人が作り上げるものなんだ。
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高校生のときに読みました
平安末期の日本にタイムトリップするお話
切なくて涙が止まりませんでした
登場人物が日本史の授業に出てきて嬉しかったです -
これまで読んだ小説の中で一番好きな作品。自分が歴史に詳しくないから歴史ものでも先が見えずに読めたというのも大きいかもしれないが、それを差し引いても素晴らしかった。
欠点を挙げるならば、壮大過ぎて読むのに疲れるところ。