大聖堂 (中) (ソフトバンク文庫)

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感想 : 70
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  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784797332575

感想・レビュー・書評

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  • 登場人物が出揃い、話が目まぐるしく動いてゆく。
    それぞれが自分の目的のためにお互いを利用しあうのが面白い。
    イングランド王室の内紛に登場人物が振り回されていくのもはらはらさせられる。

  • なんと、トム・ビルダーの大聖堂建立物語かと思っていたらキングスブリッジの大聖堂建立物語だったのか。。。
    ウィリアムの悪い事悪い事ウォールランのあくどい事あくどい事。悪魔のような非道な輩( TДT)
    苦難の連続・立ち向かう登場人物・加速してゆく物語。
    特にジャックの初恋の行方はいかに!
    益々目が離せなくなります!!

  •  中巻は人物描写に力を入れて、個々の特徴や関係に肉付けしているように感じます。
    悪役のウィリアムは卑怯さに磨きがかかり、どんどん憎らしくなります。腹黒司教ウォールランは悪知恵を溢れんばかりに次から次へと湧かします。
     
     悪役がしぶとく強いのもこの小説の魅力のひとつです。

  • 舞台は12世紀のイングランド、キングズブリッジ。
    ここに、大聖堂を建てようとする人々の物語。


    神父のフィリップ、元伯爵令嬢のアリエナ、建築職人のトム。
    それぞれの人生がキングズブリッジを中心に動き始めます。

    三人はそれぞれのやり方で、
    協力しながら大聖堂を建てようとします。、
    しかし、それを快く思わない人々の陰謀、
    そして国内の政治に左右され、
    思うとおりにいきません。

    そんな中、大聖堂建築に携わる重要人物が死んでしまい……。


    怒涛の中巻です。
    上巻を読んだ方なら一気に読んでしまうと思います。

  • アリエナとジャックの物語になるとは意外な展開

  • 混乱の世の恐ろしさが次々描写される第2巻。悪役が複数登場して、動的にも静的にも悪の限りが尽くされる。ダークエイジ怖ろし(>_<)

  • スティーブン王とマティルダ女帝の戦いは一進一退。翻弄される貴族・宗教家・そして庶民。大きな変化が二度にわたって大聖堂の現場を襲う。果たして大聖堂は建立できるのか。そしてそれは、誰の手によって成されるのか。

  • 2011年1月27日読み始め 2011年1月29日読了。
    中になって、話はどんどん加速度を増して面白くなってきます。
    アリエナはどん底から這い上がってがんばってたり、修道士フィリップも自分の夢を叶えられる立場になり、トムもともに大聖堂建設に燃えるのですが、イングランドの王位争いが彼らの運命を変えていきます。
    アリエナの商売の話は、先物取引の走り?みたいな感じだし、大聖堂建設にあたっての設計図の話も面白いです。
    しかし、ハムレイの超悪役っぷりはすごいです。ほんとに死んでほしくなるくらいです…。悪いやつはとことん悪いのが本作です。しかし個人的にはウォールランは結構好きです。

  • 玄関
    BOOK・OFFの袋黄

  • 死ねウィリアム。地獄におちろウォールラン。まだまだ頑張れフィリップ。生きろアリエナ。トム・・・。まだ引っ張るか。面白すぎて止まらねー。

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著者プロフィール

Ken Follett
ケン・フォレット
1949年、ウェールズ生まれ。新聞記者、出版社勤務などを経て1978年にスパイ小説『針の眼』を発表、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞を受賞。1989年に発表された『大聖堂』は全世界で2000万部を超える大ベストセラーに。その後、続編『大聖堂-果てしなき世界』、「百年三部作」の『巨人たちの落日』『凍てつく世界』『永遠の始まり』を執筆、さらにはキングズブリッジ・シリーズの『火の柱』および本書を書き継いでいる。最新刊は『ネヴァー』。


〈扶桑社ミステリーのケン・フォレット作品〉
火の柱(上・中・下)
ネヴァー(上・中・下)

「2022年 『大聖堂 夜と朝と(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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