- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784797389746
感想・レビュー・書評
-
知見はあったけども少し見やすく書けなかったか
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
遺伝の素養を発現させるには環境が影響することがわかる内容だった。何が遺伝しているかは目に見えて分からないものもあるので、教育においてはいろんな経験が必要で、「好き」を伸ばしていくことが必要だと感じた。
-
知能とIQ、その他各種才能はほぼ遺伝で決まっているというのは分かっていたが、如何に双子の研究で導き出しているかという説明が勉強になった。
遺伝というのも、親から大部分を引き継ぐわけではなく、割とランダムに、そして家庭環境もそこまで影響が大きいわけではないのが意外だった。数学、音楽、スポーツなどがほぼ遺伝と非共有環境で決まるのに対して、外国語はある程度共有環境による影響があるのも頷ける。 -
前半だけ面白そうなところをつまんで読んだ。
マーケティングに踊らされず冷静に行こうぜ、と思える本。 -
内容が少し読みづらかった
-
タイトルからしてドキッとさせられませんか?
我が家には昨年産まれた次女がいるのですが、親2人、長女とも全く違う特性をもっていて「遺伝ってどこまで遺伝するの?」と思っていたときに手に取った本です。
著者によると、親と全く同じ特徴を持った子どもが生まれることは極めてまれだそうです。
特に響いたのは、努力して工夫さえすれば誰でもいい学校へいける、
その能力は万人に与えられているわけではないということです。
得意と好きを見つけて自分の人生をモノにしていこう!という最後のメッセージは自分にもぐっときましたし、子どもたちにも伝えていってあげようと思えました。
紹介者:ふしみっこ
企画開催日:2022/12/04
企画名:「2022年に読んでよかった私の1冊」 -
遺伝の影響の大きさや、大人になる程遺伝の影響が出やすくなるなど、面白かった。ベーシックインカムや教育についてあらゆる能力を測るテストなど、最後の方の提言は少し疑問。
-
「生まれが9割の世界をどう生きるか」を先に読み終わって、本著も読んだのだが、内容が重複する箇所が多かったため星3つ。
-
橘玲が「言ってはいけない」の参考書籍にした本の著者の本。ということで、書いてある事実はある程度重複している。ちょっと真面目に書いてある分だけ、ちょっと面白みが少ない。
最後の方に教育制度や社会制度についての論考が書いてあるが、この部分は、論理が上滑りしていて、説得力がない。やはり、餅は餅屋。専門知識と練りこまれた考察によって優れた論理を展開できる分野は限られているなあ。