これだけ! PDCA

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  • すばる舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784799101308

感想・レビュー・書評

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  • 2013年3月 会社より配られた本。

    内容は、他のビジネス本と変わらないが、
    実際のコンサルティング業務で著者が感じていること
    実践していることなので、リアリティがある。

    人を性悪説から見ているので、小気味いい。

    有名なサウスウェスト航空の引用などは他の本とは
    違う側面で引用されていたり、
    マックの60秒サービスは成功したように書かれているが
    3013年現在ではマックの業績はあまり回復していないなど
    見る人が変われば違うので面白かった。

    でも、実践してみたいことは顧客満足を具体的にするなど参考になった点も多々あった。

    読みやすいし、実践的なので使える本である。

  • 良書。
    繰り返し読んで、自分の力にしたい。

    ・組織として動くチームの基礎力をどんどん高めていく。そもそもの”当たり前“や”基本“のレベルを高めていくことが重要。

  • 1章の「なぜPDCAがまわらないのか」は最高に価値がある。
    ー引用ー
    ・継続的に改善し続ける動きを”当たり前”のこととして続けることこそが、PDCAマネジメントがうまく回っているということ。
    ・ビジョンに対して、なぜその文章になったのかというプロセスに関心を持つこと。
    ・その結果を受けてどのような改善をするのか、これからどこを目指していくのか。を議論しよう。Actで方策をしっかり考える行動に移す。
    ・目標を達成したければ、リーダーが率先して取り組む姿勢を見せることが大事。
    ・緊急・重要マトリクスで優先順位を決定させる
    ・過去のしがらみよりも「今、本当にやらなければならないこと」を実行するべきであると考え、そこに注力する
    ・会議五悪
     ・会せず
     ・会して議せず
     ・議して決せず
     ・決して実行せず
     ・実行して責を取らず

  • 大切な事が書いてある。当たり前だかできていない事が整理される。再度、読み直して腹に落とす。かなり各論におとしこまれているので、定期的に読み返す

  • <PDCAを実践できない理由>
    ・そもそも計画が偽物の計画になっている。
    ・目的と目標は違う。
    ・目的はずっと追いかけることができるもの。明確なゴールはない。
    ・目標は目的を実現する為の手段。明確なゴールがある。
    ・サッカー女子日本代表のなでしこにとって、目的は「女子サッカーをメジャーにすること。目標は試合に勝つこと。
    ・まず目的と目標を組織で共有する。

    <Plan 計画策定段階で勝負は90%決まる>
    ・計画は詳細レベルに落とし込む。

    <Do 実行段階のジレンマ>
    ・試験ぎりぎりまでやらない学生症候群は、計画期限を細分化することで解消。
    ・余裕を持ったスケジュールを見積り、目いっぱい時間をかけると、だめになる。
    ・複数の業務を毎日少しずつ進めるより、一気にやった方が早い。
    ・5S活動を日々実行すると、やりきる習慣が身に付く。

    <Check 改善策が見えてくる評価の進め方>
    ・早い段階でチェックし、先手先手で手をうっていけば、成果が出やすくなる。
    ・成果が出るリーダーは、結果を厳しく受け止める。行動も早いので修正しやすい。
    ・自社のビジネスにとって最重要ポイントをみきわめ、そこを徹底的に改善する。

    <Action 次の計画につなげるステップ>
    ・本当はもっとこうすればいいのに をなくす。
    ・形状記憶組織から脱する。
    ・すぐ成果が出ないと飽きてしまうので、日々改善結果が出るレベルで改善を続けると、現状打破できる。
    ・強いチームは「これをするのは当たり前」と思っていることのレベルが高い。
    ・当たり前と基本のレベルを高めていくことが重要。
    ・継続的改善が当たり前になると、成長が持続する。

  • PDCAの回し方のポイントだけでなく、なぜ回らないのか、計画がとん挫するのか、効果が表れないか、達成した後に悪化するのかについて見事に解説してくださっていて感動しました。
     忙しい人は、各章の最後にまとめてある「ポイント」だけでも読んでおき、PDCAの各段階で抱えているプロジェクトの悪い点についてのみ、対象となっている章を読んでも十分に役に立ちます。

  • 最近、計画を立てなきゃいけないから立ててる気がして購入しました。
    PDCAはよく言われる事柄だと思いますが、どこか自分達はそれを履き違えている気がする時に読むと軌道修正になるかも。

  • 目的と目標を分離する

    1計画は手堅く。
    2数値に落とすのが目標。
    3常に目的を心に浮かべる。

    個人とチームでは成果の出し方が大きく異なる。

  • まぁ、悪い本ではないかな。

  • PDCAを初めて具体的に勉強しましたが、サイクルを滞らせずに実行するはPが最重要、よく分かりました。
    目標と目的を区切って考える。

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著者プロフィール

MINATO・MIRAI CONSULTING代表取締役。
福岡県出身。外資系自動車メーカーにて営業、マーケティングなどを経験したのち、1998年船井総合研究所に入社。年商1兆円以上の大手企業から社員3名の零細企業に至るまで、企業規模や業種業態を問わず幅広くコンサルティングを行なっている。
クライアント企業の本質的な課題に切り込み、社員を巻き込みながら変革させていくコンサルティングスタイルに定評があり、特に組織変革や社風改革といったテーマに強い。経営層へのヒアリングだけでなく、課題・問題を抱える現場には必ずおもむくなど、リーダー・マネジャーとの対話を重視している。現場の意見を反映させたアドバイスは「ピッタリの解決策が見つかった」「今までの思い込みから脱却できた」と顧問先からの信頼も厚い。
著書に『これだけ! PDCA 必ず結果を出すリーダーのマネジメント4ステップ』(すばる舎リンゲージ)

「2019年 『PDCA手帳術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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