- Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800215673
感想・レビュー・書評
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シリーズの中では1番面白く、好みだった。
バレンタインデーをやり直す、上手くいきそうでいかない…焦れつつも応援してしまう。謎が謎を呼び、解決したはずの問題が再び持ち上がったり。
ぐるぐる回って、迎えた結末にホッとした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
本当に人を愛するという事
浅野奈海は同じゼミにいる本田宗輔に想いを寄せている。
今度のバレンタインデーに手作りのチョコを渡して告白しようとしているが本田は死んでしまった。
驚愕の事実に立ちすくんでいると目の前に白衣を着た男が現れる。男はクロトと言い今起こった出来事をやり直せると言う。しかしやり直せるのは10回だけ。すぐにやり直して本田は死なずに済んだが別の仲間が死んでしまう。
そこからやり直す度に別の仲間が次々と死んでいく。9回目をやり直すと誰も死なず自分の理想通りになった。しかし……誰も死ななくて済んだが自分が死ぬ事になる。クロトからの約束で最後にどの周で確定するのか決めなくてはならない。奈海は誰も死ななくていいのなら……と自分が死ぬ運命を選択する。
ちょっと背中がムズムズするような青春恋愛小説でした。
本物の愛というのは自分より相手の幸せを望む。よくある事ですが何故かホロっとしてしまいました。
ハッピーエンドかバッドエンドかは最後まで読まないとわかりません。 -
以前読んだ 僕が殺された未来 という本とストーリが似ている気がした。でも私はこういう展開が大好きなので楽しんだ。途中の繰り返しからちょっとややこしくなってきたがそれでも話には十分ついていけた。
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○喜多喜久氏の作品。
○前期3部作の3冊目(文庫)
○相変わらずのSFと化学の融合による、ラブコメディー。
○本作は、やや冗長である部分もあるが、どんどん読み進めてしまう面白さがある。 -
ラブ・ケミストリーを読んでハマったこの作家さん。
ビミョーに化学とか薬学とかぶっこんでくるのが個人的ドツボ。
その割りに読みやすくて、ページをめくる手が止まらなくなるのですな。
猫色ケミストリーはまだ読んで無いので、今度買いに行こうと思います。