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- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784800272799
感想・レビュー・書評
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「父」をテーマにしたミステリアンソロジー。だいたいが心温まる家族の物語、といった雰囲気ですが。そうとばかりは限らないのも……?
お気に入りは里見蘭「神様のペテン師」。実に痛快な詐欺師ミステリです。いったいどういう手を使うのか、わくわくさせられました。実に爽快な読み心地。
友清哲「家に帰ったら」も印象的な一作。なんか変だなあ……と読みながら感じる部分は多々あったのだけれど。まさかそういうオチだったとは。でも案外といいかもね、そんなカップルも(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冲方丁、岡崎琢磨、里見蘭、小路幸也、友清哲の作家の短編集
それぞれの作家が持ち味を出し、どれも面白かった -
沖方丁さんのが良かったです。父の日にいいんじゃないでしょうか。
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父に関するアンソロジー。ミステリー仕立て。
どれも書下ろしでお勧め。
岡崎さんの「進水の日」と里見さんの「神様のペテン師」は後味も良く特におすすめ。
「神様の」はストーリー自体はよくあるパターンかもしれないが、クスッとしながら読めます。