君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社
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本棚登録 : 558
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800281685

感想・レビュー・書評

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  • 先輩は読めば読むほどいい人。包容力あるし。仕送りなしでバイトで暮らしているのに、後輩にはいつも奢ってあげてるし。それは好きになっちゃうよね。と思っていたのだけど、331ページの挿し絵を見たら爽やかなイケメンじゃないですか。。それはモテるし、同級生にも恨まれるよねと少し思ってしまいました。。

  • 2021/01/01
    このシリーズも3冊目になりました。今回の主人公は久美子…なのか?
    柏原玲二は別れた彼女のゆかりに貸したものを返してもらおうと家を訪れて合鍵で入ろうとするとそこに住んでいたのは見知らぬ住人(=久美子)で、そのことがきっかけで彼らの周りの人も巻き込んだお話がスタートします。
    前作とは違った玲二の運が致命的に悪すぎるので、作者が後書きにも書いていた通り、「これは無いわ、ていうかさすがに可哀想…」という急展開も面白く読めました。
    久美子の描写が結構少なかったので、最後の方に結末がぐっと詰められているような感じがしましたが、全体的にほっこり読めると思いました。

  • 災難続きの彼に幸あれ。
    後先考えず軽率に行動に移してしまうの所が、彼の不運に繋がっているような気もするが単純に運が悪いのもあるのだろうな。
    好きになる事は別に個人の自由だが、人の恋路をこっそり妨害したり悪評を言い回るのはよくないだろう。

  • 空気読めよ~玲二!

    回りの空気じゃなくて、助手席の彼女の空気感だ、空気感!気付けよ!羨ましいぞ(笑)

    「ありえないはずだった」のスピンオフ!
    あの久美子が主役♪あの靖貴の魅力に気付いていた素直な良い娘♪幸せになって欲しい!って(笑)

    本当の主人公の玲二は、不運な星の下、盛大にフラれた元カノのアパートで、久美子と最悪な出会いをする。最悪な出会いからの、お互いに惹かれ合い、お互いを見つめ合い、気持ちを溶かし合うまでの、王道の甘々恋愛小説♪

    あの恵麻も、ちょっと登場、うまく進んでるようで良かったです!

  • 随分前に読んだ本ですが、おすすめに登録するのを忘れてました。
    『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』シリーズ、筏かつら氏が書く物語は全て面白いなぁと思う。
    おっさんでもドキわくやな(^^)

  • 周りの人間が尽く酷すぎるし恋愛が成就する過程も唐突だし、前作の良くないところを取り出したような作品

  • 「君に恋をするなんて、ありえないはずだった」のスピンオフ作品で、磯貝久美子を中心としたラブコメです。広島の大学に通う主人公の柏原玲二は久美子と最悪な出会い方をします。今回の主人公も鈍感でさらに運が悪く、ひどい目に遭ってしまいます。まだすれ違いはマシな感じで、モヤモヤも前作より少ない感じですが、やっぱり、恋のライバルに遠慮したり、本命に勘違いしたり、されたり。ちょっとあり得ないなという設定も受け入れやすく、楽しめました。
    前作のみんなも少し登場しますので、それも楽しめました。
    誤字があるので、校閲さん、しっかりして欲しいです。

  • 表紙の絵は『君に恋をするなんて、~』の絵麻より可愛い。本作は、大学生の恋愛模様ということで、前作の高校生のときのものよりも「純粋さ」が不足しているような気がして少し低めのテンションのまま読み進めたけれど、最終的には久美子の性格に救われた気がする。前作の作りはもっと焦らして焦らしてって感じだったけど、本作はまた違った展開でした。最初の段階の二人の関係から一歩進展したときの気持ちのギャップに若干の違和感があったけれど、現実ってそういうものなのかもしれない。進展するときって、いつの間にか気になる存在になっていて、そのまま突き進むしかなくなる。エピローグのイラストページが、イラストも文章も最高によいです。内容には関係ないけれど、玲二の愛車がRX-7で、直前に読んだ『天久鷹央の~』の小鳥遊の愛車RX-8と微妙に繋がった偶然に驚き。

  • 前作とかなり雰囲気は同一ですが、ドジっ子先輩がかなり面白かった(笑)。

  • 不運なんて
    長く続かない。
    まだまだこれから。
    ちょっと
    見方を変えるだけ。
    ちょっと
    考え方を変えるだけ。

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著者プロフィール

千葉県出身。2016年、「静かの海」で第4回ネット小説大賞受賞。著書に累計30万部超の人気シリーズ『君に恋をするなんて、ありえないはずだった』『君に恋をするなんて、ありえないはずだった そして、卒業』『君に恋をしただけじゃ、何も変わらないはずだった』(宝島社文庫)、『ヘタレな僕はNOと言えない』(幻冬舎文庫)、『大嫌いな君に、サヨナラ』(いかだかつら名義/PHP研究所)がある。

「2021年 『赤くない糸で結ばれている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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