- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784802201186
感想・レビュー・書評
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カベルナリア吉田さん、私はここまで赤裸々に旅先で起きた余り嬉しくない出来事を本に書いてしまう方を他に知りません。
でも、正直そここそがある意味この方の文章の魅力であり醍醐味です。
この本を購入させて頂いた切っ掛けはそもそも南大東島と北大東島のどちらにも上陸して、双方の魅力を存分に書いて下さっている紀行本がこれぐらいしか見当たらなかったからなのですが、大当たりの本でした。
南と北ではそんなに良くない事も起こらず、大東島の方は素敵な方ばかりである事がこちらの本でも証明して頂けました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は今回の取材だけでなく各地の孤島に何度も行っているので、最初に訪れた時の観光客みたいな視点が少なくて良かった。
観光案内をされてもねぇ。そういうのが好きな人もいるのだろうが、自分の好みではない。
最後の「孤島の旅を終えて」は是非読んでもらいたいと思う。
著者の気持ちが示されているし、納得できる内容だと思う。
https://seisenudoku.seesaa.net/article/472425956.html -
孤島という場所を通じ、人の関係を考えさせてくれる。
島民と観光客、訪れる外国人、離島していた島民。
小さい島でも地域があること、対外問題・・・いろいろと。
でも、小さくても関わることは大事。
ちょっと会話をかわすだけでも関係は生まれ、
親しみも生じる。
そして、島の日常は観光客とは違うことも。
出掛ける前に読んでおくと良いですね。
いわゆるガイドブックには載っていない、
素の島がわかります。