博報堂クリエイティブプロデューサーが明かす 「質問力」って、じつは仕事を有利に進める最強のスキルなんです。
- 大和出版 (2019年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804718590
作品紹介・あらすじ
会議・企画・プレゼン・交渉・営業etc…ビジネスのあらゆるシーンで武器になる!相手の本音をひき出し、人を巻き込み、意見を通す25のメソッドを言葉のプロが徹底解説。5日間のSTORYであなたの業務がうまく回りだす
感想・レビュー・書評
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質問の質に苦しむ機会が増え、何かお作法を学びたく購入。
解決策のない質問はしない。どうして(why)で分析し、どうしたら(how)で解決策を考える、が参考になった。
相手に答えさせることで会話の主導権を握れるので、質問をうまく使っていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相手の意見を上手に引き出し、広がりのある話し合いはどうしたらできるのか?解決の糸口を見付けたく、本書を読みました。
具体的で上手にキーワードを使っており、とても分かりやすくまとめられています。
社会人4年目を迎え、仕事にマンネリを感じている営業マン唐沢潤と同期で企画部の三田さゆりが「質問力」の講義を受け、様々な事に気付いていくという物語仕立てなのも記憶に残りやすく、面白かったです。
ビジネスシーンを想定して書かれていますが、通常の会話でも必要なメソッドも多いと思いました。
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<どんな本?一言で紹介>
博報堂クリエイティブプロデューサーがおくる、仕事を有利に進めるための「質問力」を磨く、考え方や方法のトレーニング本。
<どんな人におすすめ?>
会議や交渉に自信がない人。
相手にとっても自分にとっても「いい質問」をしたい人。
自分の仕事を有利にする質問をしたい人。
<読んだら、どんなことが分かるの?>
相手の意見を取り入れて、共感と感情移入を起こさせながら、自分の仕事を強く、太く、大きくしていくためのスキル「質問力」。
・「企画力」「プレゼン力」「交渉力」よりはるかに大切!
・まずは、自問自答で脳を「質問体質」に変えよう
・解決策のない質問は禁止にしよう
・会話の第一声を「質問」からはじめよう
・「聞く姿勢」の基本スタンスとは何か?
・会話全体の7割を聞くことに使おう
・5つの「質問の型」で的確な答えを導く
・「質問」におけるキラーワード
<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.主語を「あなた」に変える
2.具体的に、例えば、この他に
3.「現実」と「理想」の差を質問で浮き彫りにする
<感想>
相手を論破することや、戦うことを目的としない質問の仕方が、ストーリー仕立てて分かる。中学生でも読める。
全てをいきなり使えるようになるのは困難なので、選びとって使っていく。 -
脳を質問体質に変えていく。
そして、質問をする際は本当に疑問なのか、自己主張になっていないかを振り返る。 -
中堅会社員が「質問力」を磨きながらプロジェクトを企画するというストーリー。恋人やコミュ力の低い人へのアプローチからエグゼクティブへの企画提案時まで、実践的で明日から使えるテクニックがたくさん紹介されています。1個づつ身につけていきたいです。
質問によって相手の信念やこだわりを引き出す質問法
・ヒーローインタビューで苦労から乗り越えた話をさせる
・「現実」と「理想」の差を質問で問題を深掘りする
・相手の現状を肯定して質問することでこころの壁を取り払う
ちょうどカウンセリングの資格を取るべく練習中なので、こういったクライアントの内面を引き出せる質問はぜひ取り入れてみたいです -
質問力を身につけると好奇心を取り戻すことができ、仕事やプライベートが上手くいくようになる
・0秒思考で自問自答力を磨く
・英会話で「起承転結」に当てはめた質問力を磨く
・最後のp254にいままでのポイントを押さえたストーリーが散りばめられているので復習に使える
☆キーワード
→質問ドリルで3回つつく
→理想と現実とギャップ
→自問自答
→質問力という武器を使って好奇心を取り戻す(脱マンネリ、心のハリ、無関心)
day1〜自分に対する質問力を磨く
・脳は怠け者で、普通にしてると自分の感情にひっかかった感情ばかりを言葉にしている。
→自問自答する癖をつけることで防ぐ
・自問自答の力はスピーチ力にもつながる
◎風呂に入った時とか、寝る前に1日の出来事を振り返ってみよう
→そうすることで人の話を聞いてもパッと質問が思いつく体質になってゆく
・もっと知りたいという姿勢が会話の質を変える
day2〜聞く姿勢を磨き上がる
・会話の第一声は質問から始めよう
→相手の参加意識をたかめる。今朝のやる気は10点満点中何点ですかと数値化して聞くと客観視ぇきるので効果的
◎day3〜5つの質問型で的確な答えを導く
①2人称で問いかければ自然と相手の期待値が上がる
→主語をあなたは
②5W1Hを会話分に取り入れる
大阪のおばちゃんは5W1Hを見事に使いこなす
→どこで買うたん?いつ買うたん?誰に買うてもらたん?まだ買える?→ええなぁ私も買いたい!と興味を示している
→より正確な情報を得ることができ、相手にはすごく興味があると思われる!
③縦型ドリルで核心に迫る
→同じテーマをタテに、タテに深掘りしていく
→1回の深堀は3回まで
相手に心開いてもらうためにはここだ!というテーマを1つ決めて3回程度深堀するよう心がけよう
☆☆☆
④現実と理想の差を質問で浮き彫りにする
現状どのようにお考えですか?今の状況は?
理想の姿は?最終ゴールは?
どうやってギャップを埋めていきますか?
◎⑤起承転結に当てはめ尋ねよう
起で質問の前提を語る
承で具体的な質問内容を示す
☆転で自分の見解や意見、疑問に思うことを明確にする→自分の考えた過程やこの質問をするに至った理由
結で相手に答えてほしいポイントを念押しするきたえ
→起承転結は1番頭に入りやすいストーリー
→いきなりやるのはできない人は、指を4本折りながら起承転結言えてるかをチェックする
◎ダメな質問は「依存の質問」
次に何やればいいですか?などの相手に考えさせて自分は考えない質問のこと
◎一つだけいいですか?で相手の緊張の糸を緩める
→質問がいつまで続くのだろうという緊張がとれ、相手の本音がでやすなるし、受け入れられやすくなる
これを使わない手はない!
ジョブズもプレゼンの最後に、最後にひとつだけとよく使っている
◎具体的に→例えば→この他に
この順番を意識する
いきなり他にある?と聞いたら全否定と同じ
最後に具体的にというと理解できてなかったのか?となる
◎質問会話 相手の反応がガラリと変わる
同じ内容でも質問で話を小分けにして話して相手を巻き込む
◉お前の完璧なんて、所詮お前の中の完璧なんだ。自分の意見のこだわりなんか早いところ捨てて人の意見を巻き込める強さを身につけろ!
自己満足、虚栄心、承認欲求、プライド、そんな小さなもののために働いて何が楽しいんだ?
◎なぜでしょう?〜が〜なのは?倒置法を使って相手の気持ちをどんどん巻き込んでいく
◎現実と理想ののギャップ法を使って人を動かす
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◯この本を手に取った理由
自分の意見を持つために、疑問に思ったことをシンプルに相手に聞く力を身につけたいから。
◯本を読んで考えたこと
・疑問、分からないことを書き出す。疑問に対して自分なりの答え(仮説)もセットで書き出す。
・仕事は1人でウンウン唸って考えるより、相手に質問することで疑問をクリアにして、相手の反対意見を飲み込んで、相手を巻き込んだ方がより良い成果が出せる。 -
■読んだきっかけ
・会議中に質問が出てこないが、どうしたらいいがわからない。質の良い質問とはどんなものか学びたい。質問力で頭の良さが測られそう。
■ToDo(今後やりたいこと)
①日々、自問自答する癖付けをし質問脳にする
・Whyで原因の深掘り
・Howでどうやったらうまくいくか考える
⇒お風呂の中で1日を振り返りWhyとHowを。
⇒注意: 解決策のない質問は禁止
②クエスチョン・メモを作成する
・?を冒頭につけて質問をメモ
・疑問や質問したいことしかメモしない。10個ぐらい出そうと心がける
③誰かに質問するとき、必ず自分なりの答えを持ち、それを伝えた上で聞く。答えが呼び水となり、相手が考えやすくなるため。
⇒どうすれば(How)と自問したら、必ずこうしたらと自答
④質問の原動力は、相手を知りたいという気持ちから生まれる。好奇心が大事。 -
「3回掘れば、相手の人となりが見えてくる」
最近、引っ越しをしたという話題について
いつ→どこへ→どうして
3回掘り下げる質問をすると、どんな人なのかが分かってくる。