時間篇 人の心はタイムマシン/時の渦 (SFショートストーリー傑作セレクション)

著者 : 星新一 筒井康隆 小松左京 平井和正

制作 : 日下三蔵 

• 汐文社 (2018年11月27日発売)

感想・レビュー・書評

[ハイスペックは甘えさんの感想 · 2020年8月7日]

SＦの物語が何話かある本です。僕が好きな話は最初のご先祖様万歳と最後の時の渦です。どちらも「時間」を題材とした物語で、ご先祖様万歳は、主人公の祖母の所有している山の洞窟を通ると昔の同じ場所につながっていて、それが政治を大きく動かす話。　時の渦は、ある日時を境目に時間が戻って行く話。どっちもとても面白いので是非。

[いなえしむろさんの感想 · 2019年11月19日]

小学生向けの時間SF

　文字が大きくて読みやすいけど、あまりに古い作品が多くて子供騙しと言われそうな選択だなぁ。これをもって時間SFだとこどもたちに伝えなくはないな。

[ayaponさんの感想 · 2019年6月19日]

日本を代表するSF作家のアンソロジー。SF入門に。

著者プロフィール

1926 - 1997。ＳＦ作家。生涯にわたり膨大な量の質の高い掌編小説を書き続けたことから「ショートショートの神様」とも称された。日本ＳＦの草創期から執筆活動を行っており、日本ＳＦ作家クラブの初代会長を務めた。1968年に『妄想銀行』で日本推理作家協会賞を受賞。また、1998年には日本SF大賞特別賞を受賞している。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」