- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784812425831
感想・レビュー・書評
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アーミテージ一家の、
ドタバタの不思議ばなしから、
昔話のような背景から紡がれる
幻想的なものがたりまで。
語るリズムも、一編ずつ変化する、ファンタジー集。
エイキンが、自ら選んだ15編なんだって。
もう、それ自体が詩のような、
ひとつひとつのタイトルだけでも、わくわくする!
エイキンの短編を読むと、
なんで、生きていくのに物語が必要なのか、
わかる気がする。
人生には、何が必要か、何が大切か、
(愛、仲間、勇気、夢、音楽、ユーモア、etc)
感じることができるだけでなく。
人のこころは、どんなに大きく、
やさしさ、うつくしいもの、たのしいことを、
生み出し、しまっておくことができ、
人にわけあたえることができるか。
それを、示してくれているように、思うんです。
素敵な本でしたけど、ひとつ、
このタイトルが・・・
原題は「A Handful of Gold」、すごくいいのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
創造力を高め、わくわくさせられる1冊です。
1話づつは短いので 長い本や読書が
苦手な子にも大人にも勧めです。 -
作者自身が特に気に入っている15の短編を選んである。
コミカルなものから静かな感動の余韻が残るものまで、どれをとっても味わい深い。大切にしたい物語たち。
折に触れ手にとって読みたいので、本を買おうと思う。 -
記録
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イギリスの作家ジョーン・エイキンの至極の短編15編。
エイキンの物語は、昔ながらのおとぎ話の雰囲気に現代のユーモアが重ねられ、読んでいてとても楽しいし、心に心地いい。悲しい物語もシュールな物語もどれもおもしろい。
”真夜中のバラ”、”本を朗読する少年”が特にすき。アーミテージ家の話も、どれもほんとにたのしい。 -
ファンタジー
15もいらなかったかも・・・ -
タイトル通りのファンタジーらしいファンタジーが15編。
それぞれにさまざまな感触を持つ、どれも素敵なお話でした。
一編一編はとても短いものですが、一気読みするのが何だかもったいない様に思い、
いつもよりも時間をかけ、ゆっくりと読みました。
子供から大人まで。ファンタジー好きな方は是非。 -
うーんと、童話?なのかな。
中には、ちょっともの寂しい終わり方をするものもありました。
ロボットの話なんかは、ちょっと怖かったよ。。
「ゆり木馬」が一番好きかな。 -
h19.3/28