地図の記号論: 方法としての地図論の試み

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  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784826501101

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  • 出版社/著者からの内容紹介
    地図とは何か? 地図は立体的な多層空間を一枚の平面に置き換え、無限の想像世界を可能にする。地図の想像世界と実用世界が交錯する空間を様々な角度から解読する地図論の新展開。
    目次
    地図をかさねる―地図論への視座 津野海太郎 /上野―復興日本の原点 永野恒雄/燃えつきた地図のはざまに 野崎六助/李朝時代の古代世界地図 田中勝也/地図の恣意性―デマゴギーについて 塩見鮮一朗/「地図論」

  • 地図には恣意性やコード、コードからの逸脱が深く関係している。縮尺・記号の使い方・道幅の設定・等高線の処理・色彩の選び方などは、地図作成者の恣意性に委ねられているので、地図も一種の表現手段だと考えられる。

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著者プロフィール

1938年岡山県生。作家。河出書房新社編集部を経て著述業。主な著書に『浅草弾左衛門』『車善七』『江戸東京を歩く 宿場』『弾左衛門の謎』『異形にされた人たち』『乞胸 江戸の辻芸人』『吉原という異界』等。

「2020年 『差別の近現代史 人権を考えなおす』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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