ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- プレジデント社 (2012年7月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833420167
感想・レビュー・書評
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ちきりんさんの「未来の働き方を考えよう」
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未来の働き方を予測して今後の働き方の参考にしたいと思い、本書を手にした。
自分だけ良ければいい、じゃなくて周りの人との関わりを大切にしながら、社会貢献できるような生き方・働き方を目指していきたいなと感じた。 -
得意なことを、複数の分野で作ることで、自分の価値を面として強めていかないといけない、と思いながら、ただ一つの点すらも未だに持てていない現状を嘆く。
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10年近く前に書かれた本であるにもかかわらず、その未来予想は怖いくらいピタリと当てはまっています。リンダグラットン氏の著書はLIFE SHIFTも読ませていただきましたが、ともに構成と理論がしっかりとしていてとても勉強になりました。特に3つのSHIFTは将来的に必要性を感じました。
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これから先の未来の出来事にフォーカスして、どのように生きていくべきなのかをまとめている。
2012年発行で情報が古い部分もあるが、あながち間違いではない2025年の姿がある。
テクノロジーの進歩、グローバル化の波にしっかりと乗っていく必要があることを改めて認識。 -
「テクノロジーの進化、グローバル化の進展、社会の変化、人口構成の変化と長寿化、エネルギー・環境問題の深刻化という五つの要因が作用して、人々の働き方が大きく変わ」る。「第一は、広く浅い知識しかもたないゼネラリストから、高度な専門技能を備えたスペシャリストへの〈シフト〉。…第二は、孤独に競い合う生き方から、ほかの人と関わり協力し合う生き方への〈シフト〉。…第三は、大量消費を志向するライフスタイルから、意義と経験を重んじるバランスの取れたライフスタイルへの〈シフト〉」2012年に書かれた未来が現実化している。
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2012年に予想した未来は10年を過ぎた今予想以上に変化を遂げている。もっと人間らしく働く世界になっていると思う!
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かなり昔にここまで正確に未来を分析できている著者の先見性と教養の幅、頭の良さに脱帽。今読んでもまだ遅くない。やはりその時流行っている本はその時に読むべきだなあと改めて思った。
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IT化とグローバル化が更に進むことによって、所得の格差が顕著な実力社会が生まれるとこの本では予想している。各論では意見の相違があるが、大筋は同意できる内容だった。日本でもジョブ型の働き方が徐々に浸透しつつあるので、努力し続ける必要性を改めて感じた。
また、リモート化による孤独への警鐘がタイムリーで、興味深いと思った。仕事を突き詰めてもそこに幸せがなければ何の意味もないので、人間関係資産との両立も大事だと思った。これからは今までのロールモデルが通用せずに、自分たちで人生設計をしていかなければならない。ただ、人生における自由や裁量が今後増えていくことも考えれば、今の時代の流れは決して悪いものではないと個人的に感じる。