ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉
- プレジデント社 (2012年7月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784833420167
感想・レビュー・書評
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本書は人気社会派ブロガーちきりんが、Twitter上で読書感想をつぶやき合うイベント、『ソーシャルブックリーディング』※の課題図書とした本。
2025年に、私たちを取りまく労働環境はどのようになっているか展望した本だ。
例が多くいささか冗長に感じられる部分もあるが、内容はなるほどと思う部分がたくさんあった。
特に、後半の『自己再生のコミュニティを築く』で述べられている内容には深く共感した。
自分の生き方を自分で決めることの大切さを実感できる内容だった。
※上記イベントは2012/10/6(土),20:00-22:00詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会が変われば、そこで働く人に求められる資質も変わる。どう学び、どう働き、どんな人間関係を築くべきかのヒントをふんだんにもらえる本。
自分にとってすごく驚くような内容がなかったのは、インターネット業界、環境業界、NPOセクターなどで、これから起こる変化の予兆に触れながら働いているからかもしれない。 -
面白かった。10年以上前に書かれた本だが、概ね推測通りに変化しており、今なお理解が進んだ。
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2012年に書かれた著書で2025年の予測をしている本です。2024年になってやっと読みました(笑)
当たっているものもあれば、これからこうなるんだろうなぁ、というものもあって、違和感なくサクッと読めました。読み飛ばしても全体像は理解できます。
学び:
専門知識と技能を磨いて、他の人たちとの差別化を図る一方で、高度な専門知識と技能を持つ人たちと一緒に価値を生み出していかなくてはならない
さらに、自分の価値観に沿った幸せな生き方をするために、自分自身について理解し、自分の行う選択について、深く考える能力、勇気ある行動を取るために欠かせない強靭の精神を育む能力が必要になる
学ぶべき点のある人たちのそばに身を置く必要が高まるだろう。どこで生活し、どういうコミュニティーの一員になるかが、これまで以上に大きな意味を持つようになる。 -
将来の働き方について考えさせられる本です。
本書を読むと子供たちの未来が多少心配になりますが、たくましく生きていくことを期待します。 -
これからのキャリアを考えるうえで参考になればと思い手に取った。
知識を得るというより、読みながら自分に当てはめて考えるための本、という印象。
以下3つのシフトを提唱。
・ゼネラリストから連続スペシャリストへ
・孤独な競争から協力して起こすイノベーションへ
・大量消費から情熱を傾けられる経験へ -
貸出状況はこちらから確認してください↓
https://libopac.kamakura-u.ac.jp/webopac/BB00301515 -
本棚に登録したので12年ぶりにざっくり読み返してみたが2025年のストーリーはリモートワーク主体かつグローバル化している現代を驚くほど言い当てている. もちろんパンデミックによる影響などは考慮されていないがそれでもリモートワークが主体になった世界の細切れの忙しさや孤独、高い技能を持つ人々とそれを持たない人々との間の貧困的分断など驚くほど現代を言い当てている。最後はちょっと読み返してみないとわからないけど答え合わせという意味で読んでみると発見があり面白い本かもしれない。
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感想
物質主義の限界。資本主義が自らの発展のために掲げたイデオロギーはもはや崩壊しつつある。行き先を見失わないために。コンパスを見つける。