めのはなし (かがくのとも絵本)

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 122
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834006919

作品紹介・あらすじ

ふだんなにげなく使っている目。その目の働きを楽しく、ユーモアいっぱいに描きます。ものを見るためには光が必要です。ものが見えるのは、眼球の奥の網膜にものが映り、それが視神経を通して脳に送られるからです。では、睫毛がついてるわけは? 瞳孔や虹彩はどんな働きをしているの? 驚異に満ちた目のしくみをわかりやすく伝えます。全く同じふたつのものが、見るときの条件によって、大きさや長さが違って見える錯視も紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 4歳から小学4年生二学期の人体の勉強が始まるまでに読むのがベスト。
    四谷大塚のテキスト下のヒトのからだという項目ではサラッと文字とイラストひとつでの解説なので理解しにくいんじゃない?と思ったので補助教材として読み聞かせ。

    物語がすきな年長6歳女児はふーん、って感じ。
    4年男児はおお!塾でならったよ。
    知ってるよふふん★と得意気。


    親目線でいうと、
    小4で知っておくことは知識としては薄いものでいいんだけれども、絵としてなんとなくでも記憶に残す手伝いをしてくれる絵本だと思う。

    遠視で矯正メガネをつけてる娘には
    絵本の中に出てくる6本の筋肉を調整する為にメガネをかけてるんだよって話してもよかったかなー。

  • なかなか分かりやすいのではなかろうか。
    錯覚の体験ページもあるし。
    一読したときは、読み聞かせいけるかなあと不安があったんだけど、声に出して読んでみると結構面白かった。
    やはり声に出してみる、もっと言えば誰かに聞いてもらうの大事ですね。
    体験ページも自分でやるのと誰かに見せるのでは大違いだから。

  • 「目の構造から役割、錯視までとりあげた作品。堀内誠一は「かがくのとも」で体をテーマにした作品を6冊描き上げましたが、これがその最後の作品。今でも古びないポップな画風が多くの読者をひきつけました。「子どもたちの身の回りには、不思議なことがたくさんあります。もっとも身近なところから、科学をはじめてみましょう。いちばん身近な不思議は・・そう、自分自身の体です。「かがくのとも」では創刊以来繰り返し、自分の「身とまわり」を科学的に探究してきました。どんな科学が飛び出してきたのか見てみましょう。」
    (『かがくのとものもと』福音館 2019年より)

    「驚異に満ちた目のしくみを伝えます。

    ふだんなにげなく使っている目。その目の働きを楽しく、ユーモアいっぱいに描きます。ものを見るためには光が必要です。ものが見えるのは、眼球の奥の網膜にものが映り、それが視神経を通して脳に送られるからです。では、睫毛がついてるわけは? 瞳孔や虹彩はどんな働きをしているの? 驚異に満ちた目のしくみをわかりやすく伝えます。全く同じふたつのものが、見るときの条件によって、大きさや長さが違って見える錯視も紹介。」

  • 目について詳しく書かれた本より、こちらの絵本のイメージしやすいです。

    第1刷は1984年と少し昔に描かれたものなんですね。

  • 目、という部分は理科や生物で学習したように分かりやすいとは言えない部分だと思います。それをどのようにえほんとして分かりやすく説明しているのだろうかというところに疑問を持ちました。

    • myknakaさん
      かがくのとも は結構 からだの本を出しています。
      かがくのとも は結構 からだの本を出しています。
      2020/05/31
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著者プロフィール

堀内 誠一(ほりうち・せいいち):1932年12月20日、東京都向島で生まれる。1946年日大第一商業高等学校に編入。1947年4月、伊勢丹宣伝課に入社。1949年現代美術会展に出品、奨励賞受賞。1956年9月、伊勢丹退社。1957年アドセンター株式会社創立メンバーとなる。1958年6月、内田路子と結婚。1987年逝去。デザイナー、アートディレクター、絵本作家。数々の雑誌のエディトリアルデザインやロゴデザインを手がける傍ら、生涯で60冊を超える絵本を描き、また挿絵も数多く担当した。1973年から81年にかけてフランス・パリに暮らし、世界を巡り、旅先の風景や地図を描き雑誌で発表するなど、多彩な表現に意欲的に取り組んだ。「anan」創刊時には、ロゴ、表紙、ページネーションなどを手掛ける。海外取材を手掛けるなど、雑誌の可能性を大きく広げ、現在まで続く雑誌のコンセプトやイメージを作り上げた。

「2023年 『父の時代・私の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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