めっきらもっきら どおんどん (こどものとも傑作集)

著者 :
  • 福音館書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834010176

感想・レビュー・書評

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  • 男の子が体験した不思議な出来事。出会った化け物たちは、見かけは怖いけどお茶目。
    独特の色彩、大胆な構図で描かれた絵も魅力的で、ファンタジーの世界にすっかり引き込まれました。
    怖がりの息子は、初めは表紙を見て読みたがらず。
    (読んだ時期:2歳5ヵ月)

  • 2006/7/11のぐっちゃん  2008/7/16 あやちゃん

  • 「わしは、おたからまんちんともうす。さあ、あそぼうぼう」

    あそんでるところが本当にたのしそう。子どもだから楽しめる世界、みたいなのすきだなぁと思う。

    「おもちのなるき」が、いいな。

  • 保育園ではよく読んでもらっているらしく、読み方に色々注文が。特に、歌の部分はちゃんと歌わないといけないらしい。

  • 子供の頃、何度も何度も読み直した本。大好きです!

  • 遊ぶ友だちがみつからないかんたは、お宮でへんてこなおばけたちと出会って愉快に遊びますが……。躍動することばと絵が子どもたちを存分に楽しませてくれるファンタジーの絵本。

  • リズムのよい、おかしなおかしな不思議な呪文。じょんがらちこたこ? めっきらもっきらどーんどん! あれ? なんだっけな。魔法の言葉だから忘れちゃうんですよね(笑)お話の中の、あちこちに出てくるこぎみよい言葉たちが大好きです。「こっちゃーこい、こっちゃーこい、こっちゃーきて うたえ」とか。
    この本は保育室に置いてあって、怪獣とかおばけが大好きな3才男児が大好き。カンタが呪文を唱えて迷い込んだ先は、おたからまんちんやしっかかもっかか、もんもんびゃっこのいる不思議な世界です。たらふく遊んで、最後に思わず言ってしまう“帰る呪文”がとってもステキなんですよ。

  •  保育園で読んでもらって、うちの子も大好きだった本です。

    ところがある日、
    「セ〇ダックの『かい〇たちのいるところ』と、この本は、
    お話の内容がそっくりだね。まねっこしてるみたい。」
    と言いました。

    結局、『めっきら…』のほうを読まなくなりました。
    今でも呪文は唱えて遊んでいますが。

    『かい〇たちのいるところ』は絵本界の古典とでもいうべき作品です。『めっきら…』の編集者と作者も読んだことがあるはずです。

    就学前の子供に「おんなじ話」と言われる作品とは、オリジナリティーがなさすぎではないでしょうか?

    子供はそれなりにこの本を楽しむと思いますが、私は購入をお勧めしません。

  • こわいお話だけど、読んでいて楽しい
    おもちのなる木が
    我が家の子ども達の特にお気に入りです

  • 私はどうやら、ふりやななさんの絵が好きみたいなのです。
    自然の姿の描写や、子どものいきいきした姿。
    色遣いもはっきりした色味なのに、自然なんですよね。
    で、めっきらもっきらどおんどん、ですが、子どもがおばけと遊ぶ話。
    おばけと言っても、恐ろしいおばけではなく、子どもと遊びたがり、遊んでくれないと泣いちゃうようなお茶目なおばけです。
    幻想的な出来事が起こった、夏の一日。

  • 読み聞かせで読んでもらった本。

    途中でぐるぐると穴に落ちていくページが見開き2ページで
    あるんだけど、

    それを本当にぐるぐると回して読んでいて、
    衝撃!
    型にはまりすぎないというのもやはり大事。

    すごかった。

    いつかの今月の1冊にしよう。

  • 楽しかった。
    行って帰ってくるお話なんだけど、冒険したいっていう夢をそのまま絵本にしたみたい。
    そういう憧れを損なわないくらい楽しい絵本だった。

  • それはもう、懐かしの!!
    子どもに読ませたい!

  • 表紙を見て「こわい〜」とあまり近づかなかったけど、お話を読むととたんに引き込まれていた。
    呪文の不思議さ、オバケの怖さ、遊びの楽しさ、お母さんの恋しさなど、いろんな感情が入り交じる。
    ダイナミックな絵と構図が素晴らしい。

  •  色々な妖怪?のようなものが出てくるけど、なぜか子供たちが好きな本。

  • これは、保育園で大人気だった本。

    私もだいすきな一冊。

    読み聞かせの時間は、吸い込まれるような子ども達の目と空気。
    読んでいる私が気持ちいいほどに!
    みんなカンタと一緒に絵本の中に入ってんだね。

    夏の日の思い出です。

  • 画面の使い方が素敵。

    子どもたちも好きそうな絵本。

  • 人生でいちばんおおきな出会いだったかもしれないかもしれない

  • 改変される前の、最後の一行が無いものがいい。

  • (2008-11-12N)

  • 神社で木の根元にもぐりこみ、三人の妖怪と友達になって遊ぶ主人公の男の子。
    時間を忘れて夢中で遊ぶんだけど、気がついたらおかあさんが恋しくなっちゃって
    さみしくなり、「おかあさん」って声に出しちゃったとたん現実に戻っちゃったってお話です。
    話のテンポがよくって、しかも男の子の「めっきらもっきらどおんどん」の呪文のような歌が、
    読み聞かせする母の実力の見せ所。がんばったらだいは喜んでいたけど、
    即興で節なんかつけられなかったから、落第だな。
    子供の頃の夏休みの時の流れとか、神社で遊んだこととか、ふと昔の懐かしさを感じさせます。
    雰囲気としては、時代設定とかトトロの世界に近いかな。
    これを読む少し前、教育テレビで劇団四季のミュージカル「ユタと不思議な仲間たち」を観ました。
    男の子と5人の座敷わらしのお話なんだけど、これと少し感じが似ていました。
    (「ユタ〜」のほうは大泣きしながら観ました)

  • おばけが出てくるから、ちょっとこわい。

  • かんたは、誰も遊ぶ相手がいなくて、しゃくだから、めちゃくちゃの歌を歌った。

    ちんぷく まんぷく
    あっぺらこの きんぴらこ
    じょんがら ぴこたこ
    めっきらもっきらどおんどん

    すると、どこからか変な声が。どうやら木の穴の中から聞こえる。
    かんたが、のぞきこんだとたん、あなに吸い込まれて・・・

    3人のおかしなおばけと、かんたの楽しいお話し。
    ダイナミックで、楽しい絵。

    さて、かんたはどうなるのかな?


  • 「めっきらもっきらどおんどん」不思議な呪文に惹き込まれてしまいます。長谷川摂子さんの独特の世界観が溢れている作品。
    子ども達にとってオバケって怖いはずなのに、ここに登場するオバケもおどろおどろしいのに、なぜか子どもは大好き!不思議です・・・


  • ★おはなし会で 読んだ本



    夏。 神社。

    かんたが めちゃくちゃな歌をうたうと

    おもしろい おばけが 出てきた。


    いっしょにあそぶ かんた。


    おばけを呼ぶための呪文のような言葉

    “・・・・めっきらもっきら どおんどん”


    何回か読むうちに
    子どもが覚えて

    唱えて遊ぶようになっていた。

    お気に入り絵本のひとつ。

  • 保育所の頃から読み続けている絵本。
    不思議な世界への怖さとか憧れとかイラストの雰囲気とか
    全てが私の絵本を読むワクワクにつながった。
    行きの呪文は覚えられないけど帰りの呪文は覚えている!!

  • おどろおどろしい、日本特有のおばけ絵本です。見た目は怖いんですが、おばけたちは寂しがりやで男の子と一緒に遊びたがります。

    その様子がとてもユニークで、ホント楽しいです。

  • かんたは、神社で不思議な体験をしました。
    不思議な3人組の描写がとってもすばらしいです。
    怪しげなのに愛嬌があって(笑)

  • 「めっきらもっきらどおんどん」の呪文が子供は大好きです。

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著者プロフィール

長谷川摂子(はせがわ せつこ)1944~2011島根県生まれ。東京大学大学院哲学科を中退後、公立保育園で保育士として6年間勤務した。その後、「赤門こども文庫」「おはなしくらぶ」主宰。絵本に『めっきらもっきら どおんどん』『きょだいな きょだいな』『おっきょちゃんとかっぱ』『はちかづきひめ』『みず』『さくら』『きつねにょうぼう』『かさ さしてあげるね』『おじょらぽん』、童話に『人形の旅立ち』、著書に『子どもたちと絵本』『絵本が目をさますとき』(以上、福音館書店)などがある。

「2016年 『ぐやん よやん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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