オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)

著者 :
  • 福音館書店
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834082005

感想・レビュー・書評

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  • 「ちのいけじごく」の絵図は真っ赤で中々パンチが効いていましたが、大人が思うほど、子どもは気にしていないのか、大はしゃぎで絵本を楽しんでいました。
    地獄というファンタジー存在、そして「サラリーマン」という「働く大人」の社会も、前者同様、子どもにとっては「知りたい未知の世界」であり、その二つの混合した世界と、
    方言っぽい文体が子どもには大人気でした。
    こんなに面白いとは思わず、手元に置いておきたい一冊です。

  • 人間もオニも頑張ってるんだ。

  • 長閑でいいな(地獄だけど)。

    いつの時代もどんな世界でも、働くって尊いよね。
    それにどんな仕事だって大切だし、それなりに大変だ。

    さ、また明日からがんばるかー(笑)。

  • こわいー!
    そして現実的…(笑)
    息子表紙で怖がる(笑)

  • au「おにちゃん」

  • 地獄が会社形式で運営されていて、鬼たちが給料もらいながらそこで働いているという発想は面白い。スーツ姿にネクタイを締めて会社へ行くが、ユニフォームは鬼のパンツ。って、スーツ着ていく意味が分からん(笑)。お弁当の目玉焼きは人間の目玉を焼いたものかとヘンな期待したんだけどな(笑)。あまりに人間らしい鬼の話だった。

  • マンガ「鬼灯の冷徹」をご存知の方はクスッとなってしまう1冊。地獄で人を裁く鬼にも妻子が待つ家庭がある、と考えるとそんなに恐くないのかも?(地獄に落ちるのはイヤだけど!!)

  • 地獄で働くサラリーマン鬼の話。

    途中蜘蛛の糸がでてくる。

    屋台でおにごろしがでてくる。
    ここでは、日本酒ではないのかロックで飲むみたい。

  • 鬼の世界もサラリーマン社会だった…。
    仕事を怠けて閻魔様に注意されたり。
    ストレスで胃に穴が空くではなく、角が折れそうになったり。
    お酒を飲んで帰りたい日もある。

    鬼灯の冷徹を彷彿とさせる…。

  • オニの サラリーマンの ストレス解消法は…人間と 一緒(⌒▽⌒)アハハ!

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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