Michi (福音館の単行本)

著者 :
  • 福音館書店
4.35
  • (116)
  • (56)
  • (36)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 1181
感想 : 95
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (46ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834084375

作品紹介・あらすじ

表紙をめくると、背中を向け、足を踏ん張って立つ子ども。小さな一歩を踏み出そうと決心した、その行く手には、まっ白な道が、どこまでものび、その先には、ふしぎな町の数々が、待ち受けている。彼、彼女と一緒に道をたどるようにして、ページをめくってみてください。次々に現れる、ため息のでるような色彩と繊細なタッチで描かれた町のすみずみに目をこらせば、秘められたたくさんの、そして自分だけの物語が見つかるかもしれません。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [[[[━━━━━━━━━━━━]]]]
    [[[[ Michi みち    ]]]]
    [[[[━━━━━━━━━━━━]]]]

    すごい分厚い本で、図書館で受け取ったときにびっくりでした。

    みなさんの感想がバッチリなので、ほかに書くことがない感じ…ほんと、若干ミッケ的な要素も感じました。

    このシンメトリック的な感じは、junaida作品では2回目ですが、こっちの方が好きです。

    「道」は、子どもの時から、ずっ〜と、頭にでてくるキーワードでした。今の歩みがどこにつながっていくのかを考えるのが、とても好きでした。

    なので、続いていく道を追うだけで面白い。

    とくに、光を当てて見ると、さらに素敵な感じ。
    みちは、光を反射しないんですよね。

    目の前に多くの道を用意して
    人のために、自分のために、どの道を選ぶべきか、
    そんなことを、ちょぴっと考えながら、楽しく本を見ることができました。

    • Manideさん
      素敵でしたよ、aoiさんにオススメです。

      屋久島、よかったですよ。
      だけど、もう行かないと思います。
      一度行けばいいかな〜(^^)
      縄文杉...
      素敵でしたよ、aoiさんにオススメです。

      屋久島、よかったですよ。
      だけど、もう行かないと思います。
      一度行けばいいかな〜(^^)
      縄文杉見にいくのが、かなり辛かったです。

      屋久島いくなら早い方がいいですよ。
      身体が動くうちにというのと、縄文杉が無事なうちという2つの点からです。
      一昨年の時点で、屋久杉に触れることはできず、離れたところから眺めるだけでした。大切に守っていかないと、危険な状態のようです。
      2023/12/04
    • Manideさん
      同時に書いてた(笑)

      きっと、キュンキュンする気がします。
      同時に書いてた(笑)

      きっと、キュンキュンする気がします。
      2023/12/04
    • aoi-soraさん
      身体が動くうちに…
      これは切実な理由です⁄⁠(⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠•⁠⁄⁠-⁠⁄⁠•⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠)⁠⁄
      覚えておきます…
      身体が動くうちに…
      これは切実な理由です⁄⁠(⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠•⁠⁄⁠-⁠⁄⁠•⁠⁄⁠ ⁠⁄⁠)⁠⁄
      覚えておきます…
      2023/12/04
  • どちらからでも読める言葉の無い両開き絵本。

    左開きの表紙は首に巻いた赤いスカーフをたなびかせた男の子が、
    右開きの表紙は赤い編み上げスカートの裾をはためかせた女の子が、
    赤のイメージの街の中で背中を向けて歩いている。

    ページをめくるとそれぞれ違った模様の鍵穴が見える。

    さらにページをめくる。
    男の子は猫をお供に、
    女の子は犬をお供に、
    Michiの真ん中で背中を向けて立っている。

    次のページではふたりとも緑の森に囲まれた一本の白い道を歩き出している、、、。

    あの街、この街、そこの街。
    街はカラフルで、たくさんのいろんなひとがいて、
    思い思いに好きなことをやっている。

    一見、エッシャーのだまし絵みたい。
    または『ウォーリーを探せ!や、『ミッケ』のよう。

    この街の名前はなんだろう?
    主人公たちはどこにいるかな?
    このひとたちはどんな会話をしているの?

    大人も子供も目をまんまるく見開きながら、
    夢中でそこで起こるドラマをみつけようとするだろう。

    言葉が無いからこそ、イメージが羽ばたく。

    緻密かつ美しい絵でいつまででも見ていられる素敵な絵本。

  • junaida さん、初読み。ずっと気になってた人気絵本。
    手に取ると分厚く重くて、大人も楽しめる文字のない素敵な絵本。

    右開きから女の子の物語、左開きから男の子の物語、というような構成。女の子は犬をお供に家から出て広葉樹の森の一本道を進む(みち)の、スタートをして……。
    男の子は猫をお供に針葉樹の森の一本道を進む、(Michi)スタートして行く……。

    そして頁をめくると見開きに外国のような素敵な街並みが次々と現れてくる!!まるで騙し絵の街のような不思議な迷路の様でもあるし。空中都市のような感じでもある…。それから、半、水中の街の頁。また半、海中で人魚や蛸、イカ、蟹などたくさんいる賑やかな街の頁。機関車の街の頁。本棚の街…ツリーハウス…。サンタさんや雪男のいるような雪山…、宇宙の都市…。楽器の街…、お化け達がいる屋敷の街…、サーカスの街…等々。ワクワクして頁を捲る手が止まらなくなるほど楽しい。
    色彩も美しいし作り込みも細かくて凄すぎる絵は、素晴らしすぎる世界観!!

    「ウォーリーを探せ」のように男の子や女の子を探してしまうのはもちろんのこと、いろいろ楽しめそう。
    その街ごとに物語があって、それぞれの住人になって会話したりする妄想遊びw など…したくなったりしていつまで眺めていても飽きない……
    男の子と女の子がいろんなまちを冒険して(やっと、やっと…)出会う感じかしら?という本の構成も感動するように思えて素敵で…好きなところ⭐

    多くの皆様の素敵なレビューで知りました。
    ありがとうございました。
    junaidaさんの絵本、好きです―

    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      1Q8401さん、こんばんは~
      junaidaさん、デビューしました
      私も!!(*´▽`*)

      1Qさんのレビュー、素敵でした~!
      なので私...
      1Q8401さん、こんばんは~
      junaidaさん、デビューしました
      私も!!(*´▽`*)

      1Qさんのレビュー、素敵でした~!
      なので私も三冊を本棚に並べちゃいました、1Qさんの三冊並べる真似っこしちゃいました…m(_ _)m
      ありがとうございました ☆彡
      2023/03/11
    • 1Q84O1さん
      junaidaさんの本が並ぶと更に素敵度アップですね↑↑↑
      うっとり~♪(●´ω`●)
      junaidaさんの本が並ぶと更に素敵度アップですね↑↑↑
      うっとり~♪(●´ω`●)
      2023/03/11
    • チーニャ、ピーナッツが好きさん
      そうです、そうです~(*´▽`*)
      うっとり~、素敵~☆彡
      そうです、そうです~(*´▽`*)
      うっとり~、素敵~☆彡
      2023/03/11
  •  Junaidaさんの代表作「Michi」…この作品、すごいっ!!何の知識も入れないままにいきなり手にとった私…。えっ…文字はないの??でも、ページを開くごとに多彩でいて、わくわくするような個性的な街と迷路のように入り組んだ道が描かれています。もう、ずっと見ていたくなります(*'▽')

     あれ?どのページにも同じ猫を連れた男の子…あぁ~じゃぁ、この男の子が出かけて訪れた街と通った道が描かれてるのかぁ…、男の子はどこ??あっ、いた!次のページは…ここにいた!なんだろ~楽しいなぁ!!遥か昔にハマった、“ウォーリーを探せ”のよう…!ちょうど中ほど、お城かな、中央の広場のような場所で犬を連れた女の子と出会います。わ!すごい!…ということは、そしてページをめくるとあれ?この女の子はいるけど、男の子がいない…ということは、最終ページからみたら女の子が辿った道を見られるのかも…やっぱり!!!

     と…いたく感動しました!何のために男の子と女の子が歩き始めたのか、どこに向かっているのかも、文字がない分、想像するしかありません。だから逆にどんな風に想像するのでもいいのかなと…。

     私はこの男の子と女の子は恋人同士で、何かの事情でバラバラの土地に飛ばされたふたりであると仮定してみました。男の子も女の子もお互いに逢いたい気持ちをとめられず、思い出の場所でもあるお城を目指す…。いくもの街を越え、入り組んだ道を歩き続け再会を果たす…。まぁ、月並みだけど(^-^;

    • ひろさん
      junaida作品、素敵ですよね~✩.*˚
      お城での感動の再会…かなさんの想像も素敵ですっ(◍>ᴗ<◍)
      うちも親子で大好きな絵本です♪
      junaida作品、素敵ですよね~✩.*˚
      お城での感動の再会…かなさんの想像も素敵ですっ(◍>ᴗ<◍)
      うちも親子で大好きな絵本です♪
      2023/09/15
    • かなさん
      1Q84O1さん、はい!
      Junaidaさんをいってみましたぁ(*^^)v
      私が最初に読んだのは、「怪獣園」だったけど、
      こちらの作品...
      1Q84O1さん、はい!
      Junaidaさんをいってみましたぁ(*^^)v
      私が最初に読んだのは、「怪獣園」だったけど、
      こちらの作品もステキですよねぇ~♪
      ホント、ずっと眺めていられそう(*´▽`*)
      いろんな想像を膨らませて
      楽しませてもらいました♪
      2023/09/15
    • かなさん
      ひろさん、こんばんは!
      ですよねぇ~(*´▽`*)
      ホント、ステキな作品っ!!
      この世界に引き込まれたくなるっ♪
      そして、何パターン...
      ひろさん、こんばんは!
      ですよねぇ~(*´▽`*)
      ホント、ステキな作品っ!!
      この世界に引き込まれたくなるっ♪
      そして、何パターンも想像して
      楽しめますよねっ!
      ひろさんと子供たちの大好きな絵本、
      私もおかげ様で楽しめましたっ(*'▽')
      ありがとうございます。
      2023/09/15
  • junaidaさん、本当に素敵な絵本を書いてらっしゃるんですね…
    右開きに開くと女の子の旅、左開きは男の子の旅。
    素敵な鍵穴の付いたドアの向こうへ出ると、進もうと心を決めたかの様なそれぞれの後ろ姿が。
    その先には一本の道が続いている、東山魁夷の『道』のようだ。
    その道の先には、不思議な世界が続いている。
    旅を続け二人が出会った時、旅はもっと楽しくなるのかな。
    子供という存在は、逞しい。
    『道』の先に、楽しいことや嬉しいことがいっぱいありますように( *¯ ꒳¯*)

    • あゆみりんさん
      ひろさん、こんばんは♪
      本当に手元に大事に置いて、節目節目で眺めたくなる絵本でした( ֊ ̫ ֊)
      ひろさんみたいに親子で楽しむことは出...
      ひろさん、こんばんは♪
      本当に手元に大事に置いて、節目節目で眺めたくなる絵本でした( ֊ ̫ ֊)
      ひろさんみたいに親子で楽しむことは出来ませんでしたが、一人で何度も楽しみました。
      ひとりで、キノコやお花を見付けてヘラヘラしてました。
      『怪物園』も楽しみです₍̫̫˲᭯ΦܫΦ˱᭯₎ ̫
      2023/05/04
    • あゆみりんさん
      春樹の新作、高いですよね、なんかちょっと手を出すの躊躇っちゃいます(๑•́ ₃ •̀๑)
      だから1Qさんのレビュー待ってます。
      春樹の新作、高いですよね、なんかちょっと手を出すの躊躇っちゃいます(๑•́ ₃ •̀๑)
      だから1Qさんのレビュー待ってます。
      2023/05/04
    • ひろさん
      『怪物園』も読まれるのですね♪ฅ(*ΦωΦ*)ฅ
      レビュー楽しみにしてます(*ˊᗜˋ*)/
      『怪物園』も読まれるのですね♪ฅ(*ΦωΦ*)ฅ
      レビュー楽しみにしてます(*ˊᗜˋ*)/
      2023/05/04
  • 文字のない絵本

    男の子は家を出発して一歩道を歩き始める
    (何処へ向って…?)
    そこから機関車の町、本の町、木の町、飛行機の町、お城、オバケの町…
    いろいろな迷路のような町を歩き向っていく
    (何処へ…?)
    町を抜けると一本道が
    その道の先の家に一人の女の子が待っていた


    文字がないということは、それぞれ読む人によってストーリーを作ることができる
    私は初め読んだときに「迷路のように様々な道があって迷っても信じる気持ちがあれば必ずゴールにたどり着く」というメッセージを込めた絵本と解釈しました

    しかし、最後に女の子が待っているページを見て、ふと思いました
    女の子の方からもスタートできるのでは…?

    そうすると・・・、素敵(*˘︶˘*).。.:*♡
    本作のちょうど真ん中のページで男の子と女の子がお城の真ん中で出会ってる!

    信じる気持ちがあれば必ずゴールにたどり着く、そしてお互いに信じる気持ちがあれば必ず出会えるというメッセージも含まれているのかも…

    そして、作者のjunaidaさんは画家ということで絵がものすごく素敵でした!
    絵本ですが☆5コ以上の作品です!
    みなさん、ぜひ手にとってみて下さい!

    松子さん、なおなおさん、素敵な本・作家さんを紹介して頂いてありがとうございます!
    一冊でjunaidaの魅力にハマりました(-ω☆)キラリ

    • 1Q84O1さん
      なおなおさんからお褒めのお言葉頂きました!
      ありがとうございます(^^)
      褒められた…、本棚に絵本が増えてきた…、これはまさか…、新たな陰謀...
      なおなおさんからお褒めのお言葉頂きました!
      ありがとうございます(^^)
      褒められた…、本棚に絵本が増えてきた…、これはまさか…、新たな陰謀の前触れ!?w
      きっ、気をつけないと…( ・ั﹏・ั)

      "ジュナイダ展"素敵そうですね♪
      いいなぁ~
      なおなおさん、私かなりの田舎に住んでます…(-.-;)
      こんな田舎からでも行けるところで開催されることを願います!(>ω<)
      2023/02/25
    • なおなおさん
      1Qさん、ごめんなさい。
      「上手です」って言っておいて読み直したら、上から目線にも見える嫌な言い方だなと反省しました。そんなつもりはなくて(...
      1Qさん、ごめんなさい。
      「上手です」って言っておいて読み直したら、上から目線にも見える嫌な言い方だなと反省しました。そんなつもりはなくて(ㅅ><)「上手」って言葉は難しい。

      ジュナイダ展、夏以降に関東、関西本面へ行くとのこと。大まかですよね…いったいどこなのよ?
      1Qさんお住いの方でも開催されてほしいなぁ。
      2023/02/25
    • 1Q84O1さん
      なおなおさん、そんなこと気にしないでくださいwww
      褒めてもらって単純にうれしいですよ(^v^)
      むしろ、どんどん上からカモ~ンです(^o^...
      なおなおさん、そんなこと気にしないでくださいwww
      褒めてもらって単純にうれしいですよ(^v^)
      むしろ、どんどん上からカモ~ンです(^o^)www

      ジュナイダ展、大まかですね…w
      一体どこだぁ~٩(๑´0`๑)۶
      足を延ばせば何とか行けるかな
      ぜひ、田舎でも開催を検討してください!
      (誰にお願いしてるんだろうw)
      2023/02/25
  • 人生とは、先の読めない驚きや楽しさに満ちた、ワンダーランドであることを、実感させてくれる作品で、その中には、得体の知れない不安なものや、人間でないものも含まれているが、それも踏まえての人生の歩みということなのでしょう。

    また、主人公(?)が行く先々の町において、どのようなルートで来たのかを推測したり、住人達それぞれの生活を想像したりと、箱庭的視点における人間観察の妙も堪能できる楽しさもあり、これだけでも、ずっと一枚の絵を眺めていられると思わせる、尋常でない世界観の作り込み感が凄いです。

    そして、一応、物語の終点らしきものがありますが(あるいは、そこから新たな物語が始まるか)、これがまた、明確なハッピーエンドとも捉えられない感に考えさせるものがあって、その前に、何故○○がいないのかとか、よくよく考えてみると、地面の見えない町が多いなと思わせる、これって、人間が人間を超越するための、何かを目指しているわけじゃないよね、なんて、妙な不安感が湧いてきてしまったりしたが(妄想ばかり、逞しくて^^;)、世界には想像を超えるような驚きがいっぱい詰まっているから、臆せずに、前に進んでいこうといった、子供たちへのメッセージにも感じさせられて、はたして、これを全て描きあげるのに、どれだけの日数を要したのだろうと思いつつ、もっといろんな町を見たかったとも思わせる、超大作だと感じました。

    • たださん
      松子さん、それは残念でしたね(>_<)
      エンデは、「モモ」と「はてしない物語」は読んだのですが、『鏡のなかの鏡』は、大人版「はてしない物語」...
      松子さん、それは残念でしたね(>_<)
      エンデは、「モモ」と「はてしない物語」は読んだのですが、『鏡のなかの鏡』は、大人版「はてしない物語」に例える方もいらっしゃるそうで、心の迷宮を探索するような、その感覚、俄然期待が高まります♪
      2022/12/30
    • 松子さん
      来年お休みが明けたら、図書館へゴー!ですねっ
      (^^)
      来年お休みが明けたら、図書館へゴー!ですねっ
      (^^)
      2022/12/30
    • たださん
      そうですね(^^)
      ただ、私の場合、図書館のネット予約のタイムラグがあるので、少々間が空くかもしれません(いつもの図書館には確実に無いので、...
      そうですね(^^)
      ただ、私の場合、図書館のネット予約のタイムラグがあるので、少々間が空くかもしれません(いつもの図書館には確実に無いので、同じ市内の他の図書館から探してみます)。
      これの受け取りは、いつもの図書館でできるので、毎回利用してます(^^;)
      2022/12/30
  • 道で繋がるいろんな街。細部まで丁寧に描かれた絵。遊び心がくすぐられる素敵な作品でした˚✩*
    今回も子どもと一緒に楽しみました♪

    まず、どっちの表紙から読むか。娘の希望で女の子の方から読むことに。
    女の子が扉を開ける。すると一本の道が続いている。
    道を見たら当然のように指でなぞる娘。「ママもついて来て!」と先導してくれる。頼もしい。
    ページを捲る度に「わぁ~!こっちに来て!一緒に遊ぼー!」と道をなぞりながら街を探索し始める。
    途中から息子も参加。「いらっしゃいませーいらっしゃいませー」とお店屋さんごっこ開始。ひと段落すると満足した息子は去っていく。
    娘は「次の街に行ってみよー!あっ待って!」と次の街が気になるのと街を去るのが名残惜しいのとで大忙し。
    そして、ついに女の子は男の子と出会う。「じゃあ女の子がいいから、ママは男の子ね!結婚式を挙げましょ!」と娘の創作で、女の子と男の子はめでたく結婚式を挙げたのだった。
    読み終えた後も「ママはどの街が好き?」と娘の話は尽きず、「こんなおもしろい絵本あるんだね!」と大満足そうだった♪

    • ひろさん
      チーニャさん、こんばんは♪
      子どもの発想って自由で面白いですよね(*´艸`*)
      子ども同士だろうと結婚させちゃいます 笑
      そんな想像をかき立...
      チーニャさん、こんばんは♪
      子どもの発想って自由で面白いですよね(*´艸`*)
      子ども同士だろうと結婚させちゃいます 笑
      そんな想像をかき立ててくれるjunaida作品はすごいなぁと改めて感じました!
      こちらこそ、コメントありがとうございます~♪
      2023/05/02
    • あゆみりんさん
      おはようございます♪
      素敵なレビューですね〜((*´꒳`*))♡
      かわいい娘ちゃんですね、ママと一緒に絵本を楽しんだ時間は嬉しい思い出になる...
      おはようございます♪
      素敵なレビューですね〜((*´꒳`*))♡
      かわいい娘ちゃんですね、ママと一緒に絵本を楽しんだ時間は嬉しい思い出になるんでしょうね。
      junaidaさんの絵本って、いろいろな想像がどんどん溢れてきますよね。
      私も小さかった頃の娘と楽しみたい( ・-・̥ )
      2023/05/03
    • ひろさん
      あゆみりんさん、おはようございます♪
      これまで読んだ3冊のjunaidaさんの絵本の中でも今作が子どもたちが一番楽しそうでした(*^^*)
      ...
      あゆみりんさん、おはようございます♪
      これまで読んだ3冊のjunaidaさんの絵本の中でも今作が子どもたちが一番楽しそうでした(*^^*)
      嬉しい思い出になってくれると私も嬉しいです。
      そしていつか、あゆみりんさんのように娘と本の貸し借りができたらなぁと夢見ています(*´˘`*)♡
      2023/05/03
  • 少年がページの前から、少女がページの後ろから進んでいく道。山道、汽車道、書棚道、大木の道、水の道、雪の道・・・全く文字がない。さらにウォーリーを探せのような感覚にもなる。ちょうど真ん中のページで少年と少女が出会う。会えてよかった!という感情も出てくる。この絵本での感じ方が多分人それぞれ違うんだろうな。丁度、銀河鉄道の夜・宮沢賢治を読んだ後だったので、お互いが愛しい兄弟を探していて、漸く会えた!と嬉しくなりました。とても綺麗な絵で、全頁硬い紙で作られているので高級感抜群。クリスマスプレゼントに最高な1冊になるかも。⑤

  • junaidaさん6冊目。
    ここまで私、junaidaさんの作品を理解しようと何とか挑戦してきました、という感じ。

    エッシャーの上ったはずなのに下りているとか無限ループみたいな絵は嫌いじゃないし、主人公がひたすら歩いて行く細かい描写の安野光雄さんの絵本も好きで1冊購入したものがある。

    でも本書のあるページ(黒い背景で青や緑の街のページ)のような構図を見ると胃がムズムズしてしまうので苦手だ。
    地球自体がこうなんだけれども。

    本書では青と水色の川や滝のある絵が好き。
    junaidaさんの色彩は最初に読んだ本から好きだし、独特で不思議な世界観を好きな人は好きだろうと思うが、私はもういいかな。


    追記 図書館への返却を前に、今度は虫眼鏡を使ってじっくり見てみた。
    男の子も女の子も、前のページの世界の物を次のページの世界に持ってきていることに気付いた。
    でも、全部のページの世界でというわけではなさそう。

全95件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

junaida 1978年生まれ。画家。2010年、京都・荒神口にHedgehog Books and Galleryを立ち上げる。『HOME』(サンリード)で、ボローニャ国際絵本原画展2015入選。『Michi』(福音館書店)で、第53回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞(児童書・絵本部門)受賞。その他の作品に、『THE ENDLESS WITH THE BEGINNINGLESS』『LAPIS・MOTION IN THE SILENCE』(ともにHedgehog Books)、宮澤賢治の世界を描いた『IHATOVO』シリーズ(サンリード)、『の』『怪物園』(以上、福音館書店)、装画・挿絵の仕事に『せなか町から、ずっと』(斉藤倫作/福音館書店)などがある。

「2021年 『街どろぼう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

junaidaの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×