心霊探偵・八雲 赤い瞳は知っている

著者 :
  • 文芸社
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本棚登録 : 1911
感想 : 287
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  • Amazon.co.jp ・本 (313ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784835583440

感想・レビュー・書評

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  • 推理小説であり心霊を主題としている一風変わった小説です。読みやすいのでおすすめです。

  • 読んでみたいな~と思いつつ、長年横目で眺めていた、心霊探偵八雲シリーズに手をつけました。(図書館ですけど^^;)
    ミステリとしてはやはりジュブナイルの範疇で、本格読み込んだ大人にはちょっと物足りないよな、とか思っちゃったんですが、エンタメとしては充分面白いです!
    特にアクションシーンや、カーチェイスシーンが、映像出身の作家さんだけあって、簡潔なのにすごく臨場感あってわくわくします。
    根暗八雲のキャラもイイヨイイヨ(´∀`*)
    中編集ってのも、読みやすくていいです。
    早速2巻を図書館に予約したよ! ←

  • 今までのサスペンス小説とは一線の違いがあるこの「心霊探偵八雲」。主人公の斉藤八雲は生まれながらに自身の左目が赤かった。そして、その赤い左目には肉体を持てない魂、幽霊が見える・・・
    八雲の左目を綺麗だと言った唯一の理解者(変人?)、小沢晴香。八雲の左目の力を忍びつつも難事件解決のために利用する熊のような刑事、後藤和利。八雲を取り巻く様々な個性的な人物が織りなすシリアスでコメディチックなタッチの作品。

  • 私はあえて言おう。八雲がかっこいい、という理由で読むつもりはない。
    そして、そういった観念を捨てて欲しい。
    確かに八雲はかっこいいかもしれないが、しかし、そこには人間くささがあり、弱い男として描かれている。
    彼が事件を解決するとき、救われるもの、救われないものが表われる。
    救われないもの、それはきっとこの八雲であろう。
    幽霊が見えること、それは異質であること。
    見えることがいったい、彼の何を蝕んで言ったのだろう。

    娯楽推理小説として最初は読んでいたが、話の途中で、この八雲の背負った宿命に気付き、今では八雲の成長を楽しんでいる。

    しかし、最初に出てくる少女がまったく少年漫画のヒロインと同じ立場で書かれていることに驚き、稚拙であると思った。

  • ストーリーや設定は楽しいと思う。
    しかし・・・人物描写、言い回しなどの表現がどうもイマイチで読破するのが苦痛でした。

  • 八雲君カッコイイ!!

    非日常の中でも
    とても近いというか
    幽霊の話だけど
    怖いんじゃなくて感動的で
    なかなかサスペンスの度合いもよしな感じです

  • 学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!?女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む。(e-honより抜粋)

  • 八雲カッコイイ!
    絵もかっこいいけど、
    性格がクール?なところとか
    八雲の目は片方が赤くて、幽霊がみえて
    会話したりして徐霊したりしてました

  • 最新刊まで読破。

  • さっくり読めます。バランスのいい軽いミステリーといった感じ。映像が浮かびやすいですね。八雲と晴香ちゃんの今後の関係が気になります。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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