心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる――禅の教え (知的生きかた文庫 ま 41-7)

著者 :
  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837986119

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  • 朝を大事にする、今日なすべきことは今日やってしまう、縁を大切にする、正論を振りかさずに相手の顔も立てる、の4点を意識し行動に繋げたいと考える。

  • 禅の教えをもとに実生活での心得を学べる。

    自分が参考になったのは、
    1.いい加減を心得る
    いい加減とは力量のことで、人は力量に合ったことしかできない。目標を決めるときは自分と相談することが大事。ただ伸びしろは考える。

    2.先をゆずる
    「お先にどうぞ」と言えるポジションが1番良い。
    力がある2番手なら周囲から前に押し出される。

    3.孤独は良いけど孤立はダメ

    4.流れに任せる
    ものごとには力づくではどうにもならないことがある。=流れ
    流れる方向を見定め、逆らうことなく確固たる自分として流れと共にいくこと。

  • 期待していたほど「目からウロコ」「心が軽くなった」といったものではなかったが、ともすると自己否定に陥りがちになる自分に対し「あるがままで大丈夫なんですよ」と優しく語りかけてもらった気にはなった。

  • 禅の考え方がなんとなくわかる。
    禅は実践のためにあるそうだ。

    人との出会いは、縁。
    なんらかの意味があるととらえて接してみる。

    前に出てくる人には譲る。
    その間にしっかりと経験や知識を得る。

  • タイトル通りだが、考え方の転換が書かれていた。

    シンプルな考えだが、実際、今の現状では努力はするが、なかなか難しいと思う瞬間がある。

    色々な場面で読み返すことが必要かなぁ

  • 心配性や細かい性格なので読んだ。
    禅を軸にしているので、禅に関する知識も少し学ぶことが出来る。
    タイトルの通り、「心配事の9割は起こらない」と意識して日々を送ることが重要。
    色々な本にも書かれているが、

     ・物事の捉え方をどうするかは自分次第
     ・「いま、ここ」に集中すること

    上記二点が重要。

    ●この本に書かれていた結論
    余計な不安や悩みを抱えないように、他人の価値観に振り回されないように、
    無駄なものをそぎ落として、限りなくシンプルに生きる。

    ①この本を読んだ目的
    心配性なので。

    ②学んだこと
    ・「莫妄想」という禅語があります。その意味は、「妄想することなかれ」ということ。
     └ 妄想してはいけない
    ・禅には、「一息に生きる」という言葉があります。
     文字どおり、ひと呼吸するその瞬間、瞬間を一生懸命に、丁寧に生きなさい、ということです。
     └ 一息に生きるというのは良い言葉だ
    ・禅語の「平常心是道」は、いつも穏やかな心で、静かな心でいることの大切さをいっています。
     そのために意識してほしいのが「呼吸」です。 禅には「調身、調息、調心」という言葉があります。
     それぞれの意味は、順に姿勢を整える、呼吸を整える、心を整える、ということです。
     └ 姿勢、呼吸、心を整える

    ③読書からのアクションプラン
    ・妄想しない
    ・ひと呼吸するその瞬間を一生懸命に、丁寧に生きること

    ★持ち物減らす、部屋の整理!いらないもの、使わないものを徹底的に減らす!

    ★「今の当たり前」を大切に!

    ・試練を前向きに捉える(ストレスとの向き合い方)
    ・いそいそ読むだけじゃなく行動しろ!ダレてきたなら環境変えてみろ、これも自分次第
    ・姿勢と呼吸は意識する
    ・10分でも自然に触れる(近くの公園行くのいいかも)
    ・年を重ねても身だしなみは気を付ける

  • 心配事や悩み、不安や妄想が多く、自分で自分を苦しめている所がある中、妻からの勧めを受け拝読しました。内容の大半が自身に該当していいました。今後の考え方や言動を見直し、もっと楽に楽しく生きれる様にしなければならないと感じました。自分を変えるためにも今後も定期的に拝読しようと考えています。

  • 考えすぎて、後悔してしまう自分にとってとても心が楽になる本でした。
    これからも悩みや心に蟠りがある時に読みたいと思います。

  • 簡潔で少しビジネス書っぽい感じもあった
    置かれた場所で輝きなさいとあったけど、輝く場所は自分で選びたいと思った

  • 物事をシンプルに考え、いまを一生懸命に生きる。色々と悩み過ぎてしまう自分にとって、これからの生き方を考えさせられる内容でした。同著者の「放っておく力」も読んだのですが、こちらの方が仏教の関する例え話や禅語について盛り込まれており、興味深く読めました。仕事や人間関係でモヤモヤを抱えている方や、私のようについ物事を考え過ぎてしまう方にオススメの本です。

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著者プロフィール

枡野俊明(ますの・しゅんみょう)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。近年は講演活動や執筆も積極的に行い、ベストセラー・ロングセラー多数。

「2023年 『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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