肩ごしの恋人

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  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838712984

感想・レビュー・書評

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  • 肉食系女性と草食系女性の仲のいい女友達ふたりのはなし。ブンブン周りを振り回す肉食系女に好感が持てます。リチャードバックの「イリュージョン」を思い出しました。人間、好きなことしたらええねん!!
    と思っていたら話は・・・。唯川さんは言葉にできない心の起伏を表現するのがとても上手いです。確かこの作品でなんか賞とったんだっけ??違うか??

  • この作品は、『めまい』とは全然違う、さわやかなさっぱりとした物語。すごく気に入ってしまいました。絶対女からは嫌われるキャラのるり子が、私は結構好きでした。女の幸せについて少し考えさせられたし、愛する愛させれるということについても少し考えちゃいました。(2006年4月)

  • いい女の悩みは尽きない、ってことで

  • 自立した女は他人も自分も信じられない。女性を武器にする女は結婚、離婚を繰り返す。そんな27歳の二人の主人公と物語を紡ぐのは男子高校生、やさしい妻帯者、美しいゲイ…。等身大の女性を描く長編本格恋愛小説。第126回直木賞受賞

  • 直木賞受賞作だから読んでみた。
    でも全体的に大して好きになれなかった。

    ストーリーが気にくわないのか
    登場人物に嫌悪感を覚えたからなのかわからないが
    とにかく面白くはないという印象。
    30代になって読んだらまた違うのかなぁ...

  • るりこになりたいとも萌になりたいとも思わない。
    でもすごくステキな言葉を紡ぐ2人。

    自分に対する言い訳がないるりこの言葉、どこに対してもフラットな目線で話す萌の言葉。だいすき。

  • 正反対なようでこの二人最終的には似てるなぁって思った。だから肩越し?正面には向いあわへんけども。終わり方がなんか良かった。

  • 「唯川ワールド!」って感じの1冊。
    自分は美人で男に困ることはなく、人のモノがすぐ欲しくなって、3回目の結婚をしたるり子、真面目に仕事をこなし、るり子のわがままにふりまわされている萌。
    まったく正確が違う二人の物語。

    自分勝手なるり子はもちろん理解が出来ないし
    それに付き合う萌の気持ちも理解できない。
    でも話は面白くって一気に読んでしまいました。

    最後にはるり子もちょっと変わるところが救われたかな。。。?!

  • 読書日【2006/12】

  • まるで正反対の性格を持つ二人の女の人のお話。
    一人は女であることを武器にしたたかに生きて
    もう一人は女であることにどこか劣等感を感じながら・・・。

    そんな二人のそれぞれの恋愛話。


    大げさにするでもなく、それ以下でもなく
    女の恋愛する気持ちが素直に書かれてて
    思ったよりも良かったから一気に読んじゃった。
    女に生まれて良かった、と思わせてくれるような本。 (笑)
    恋愛だけじゃなくて、人生そのものに対して、よし!って
    気合いれてくれる感じ。

    しかも、思いがけず、ほろりとしてしまった。 
    大人になっても、恋愛が切ないのは変わらないのかもなあ。 

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