肩ごしの恋人

著者 :
  • マガジンハウス
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838712984

感想・レビュー・書評

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  •  結婚3回目のるり子、かたや独身で仕事に生きがいを見出そうとする萌。二人はまったく対照的な生き方・考え方でありながら五歳の時からの親友…という名の腐れ縁。
     だが、年齢詐称の高校生・崇が萌のところに転がり込んできたことから、萌とるり子の生活は平穏と安定を失っていく。るり子も転がり込み、まるで修学旅行のような賑やかな同居生活が始まる。
     仕事、恋、人生…女性の複雑な内面を爽やかに描いた、直木賞受賞作。
     ただ個人的に最後のところが納得いかないですね。

  • 普通に面白かった!だけど二人の女性の生き方に共感できたかというと、そうでもない。萌の言ってることもるり子の言ってることも分かる部分もあるのだけど、基本的に私はこういう生き方はしたくないなぁ。るり子の自由奔放さには憧れるけれど。萌とるり子の友情は良かったと思う。なんだかんだで仲いいんだよね

  • 女にはふたつの種類がある。
    自分が女であることを武器にする女か、自分が女であることを弱点に思う女か。

  • この本に出会って、卒論で自分が何を伝えたいかがわかりました。

  • そーいや読んでた。

  • 7月15日読了。全くタイプの違う、本音で生きる二人の二十台後半の女性とその周りの男性たちのお話。リアルな女性の心理描写、なのだろう。うなずける部分も多かったけれどそれほど面白いお話ではないな。男性の描写はリアルかなあ・・・?この人の短編集は結構面白かったが。これが直木賞受賞作なのか。

  • 普通に考えたらるり子を好きにはならないはずだけど、結構好きかも。

  • http://www.tbs.co.jp/kata-koi/

    TBS 『肩ごしの恋人』 2007年7月5日スタート 木曜よる10時 (全10話)

  • 2007/6/6.<br>
    これは、おもしろかった。この正反対は主人公二人が愛で繋がってるのが、素敵な関係だな、と。るり子が派手で女性的、むしろばりばりの女。萌が地味っちゃ地味で男性的。かっこいい女性。それにしてもるり子はすげー。あんな風に生きられたら人生損せんやろな。馬鹿に見えるのは賢いからこそできる芸当。

  • 正反対の2人。恋人。 
    人間は結局みんな似ているので、共感できてしまう

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