- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838712984
感想・レビュー・書評
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サクサク読めて、読み終わったあとは気分爽快。女のホンネと日常、貪欲さ、ひたむきさ、何かにつけて共感できた作品。
第126回直木賞受賞作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜ???直木賞???
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自分は、萌だと思う。
そう思ってちょっと怖くなったけど、そうだと思う。
で、るり子みたいなタイプは嫌いだと思う。
でも、うらやましいとも思う。
価値観の全く違う女性二人は、最終的に助け合って暮らしていく。
バカ女だと思ってたるり子の言葉は間違いなく真実だと思いました。
「不幸になることを考えるのは現実で、幸せになることを考えるのは幻想なの?
幻想っていうなら、両方とも幻想でしょう。だったら幸福な方を考えていたいじゃない。
私は自分が幸せになれないなんてどうしても思えない。だって私、いつだって幸せになるために一生懸命だもの。」
こういう人が、本当に幸せを掴んでいくんだと思う。 -
さらさら読めてすごい好き。
登場人物の人柄も、関係もなんだか心地よかった。
ただ、るみこが自分の母親と似すぎていて悲しくなった。
女の幸せはなんなのか。
一人の女としての自分の生き方を考えさせられる本だった。
何事もバランス -
唯川さんを好きになったきっかけの一冊です。
やっぱり女性は強いなぁ、たまにみせる弱さもいいけどね。
こういう友情っていいですよね。 -
文句なしに面白かったので★5で!長いのに一気読みしてしまったほど、さらっとしててすんなりと沁み込む。
何となく聞いたことあるタイトルだなーと思ったらドラマになってるんですねえ。
登場人物がすべて魅力的で悪役がいないのがまずいい。あ、うそ、山下エリがいました。
るり子も萌も、潔くてかっこいい女たちです。どっちにも共感するところがある。
もうすぐこの2人の年齢になる自分としては、少々暗澹となる気持ちになるところもありつつ、なんかこの2人を見てると全然大丈夫なような気もした。
萌が崇の子を妊娠ってそれはちょっと・・!と思ったけど、まぁハッピーエンドだからいいかー。
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初めて唯川恵を知った本。
これがスタートで唯川恵の名前がつくものは
片っ端から読むようになった。
30代の不安定な心の中を
ズバッとついてくる唯川作品が大好きです。 -
物語りだなぁという感じだった。るりこはわがままで、もう!っとイライラすることもあった。だけど、綺麗でかわいくて、気が強い点はすごく憧れた。るりこもるりこながら、もえももえ。もえはしっかりしてるなぁ、最初は好意的に見てたんだけど。。。たかしの子供を妊娠とは!!! 違う点もたくさんあるけど、るりこは私に似てて、もえは私の姉に似てる気がした。 話自体、もう、一体全体なんなんだ! と思いながら読み終わった。
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060404
るり子と萌。
私はきっと萌だと思う。
るり子のような生き方にも憧れるけど
きっとそんな勇気は持ち合わせてないと思う。
ドラマも好きでした。
米倉涼子好きー。 -
ずっと前に衝動買いした本でしたが、面白かった。
ドラマもやったけど、ドラマは見なかったな。
最後にどんでん返しがありました。