- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838712984
感想・レビュー・書評
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面白くて一気に読めた。
5歳の頃からの幼馴染がいて、何でも言い合える関係。
羨ましい。。
ただ、最後は、、、、
何も知らない15歳の男の子がかわいそうかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妙齢の女性はみんな似たような事で悩んでるんですね。
共感できる感情ばかりで、なんか心が重くなったり。
どうしていいかわからなくなる、ほんとそのとおり。 -
何ともいえない幸福な余韻の残る本。
唯川さんの本の中でぶっちぎりで一番好き。 -
欲しいものは欲しい、結婚3回目、自称鮫科の女「るり子」。仕事も恋にものめりこめないクールな理屈や「萌」。性格も考え方も正反対だけど二人は親友同士、幼なじみの27歳。この対照的な二人が恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは—。女の本音と日常をリアルに写して痛快、貪欲にひたむきに生きる姿が爽快。圧倒的な共感を集めた直木賞受賞作。
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二人の女性の恋愛模様を描いた小説。
丁寧に作りこまれた話かと思いきや、急にあっさりとした展開になったり、その差に少し面食らった。
一番大事な部分ほど、軽く描かれてる気がするのが気にかかる。
るり子は我儘で貪欲だけど、周りを気にしない、あくまで自分の幸せを追求し続けようとするその姿は、好ましいとは言い切れないけれど羨ましい、そう思った。
個人的には崇が好き。将来良い男に育つんだろうな。
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唯川恵、直木賞受賞作。
と いうことで買ってみた
他の直木賞受賞作と比べると変な言い方だけどポップなかんじがする。
ドラマの脚本みたいな。
まあドラマ化されたみたいだけど
キャスティング微妙すぎだけど 内容的にはおもしろかった!
女には二種類いる女を武器にする女とそうでない女。
女を武器にしてる典型タイプのるり子と男勝りな萌。
恋と葛藤と信念の話。
個人的には唯川恵はエッセイとかのほうがすき
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再読しましたが小気味よく進んでいくストーリーがたまらん。るり子に納得しちゃう自分、萌に同感な自分、いろいろいますがバランスよく。
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意外に恋愛に深く、官能表現も多くイメージとのギャップがありましたが、淡々と気持ちよく読める作品でした。
いつまでも若いと思ってたら大間違い。逃避しがちな現実と向き合い、私も人として魅力のある女になりたいと奮い立たせてくれた一冊です。 -
以前ドラマをちらっと見たことはありました。なるほど、そういう話だったんですねえ。読みやすいし、描かれている女性感も悪くないと思います。実際にるり子みたいな人が近くにいたらむかつくと思うけど。。。登場人物のそれぞれ正直な感情と行動(極端すぎる部分もあるけど、それは小説ですからね)はその表現方法も含めて、なるほどねえと思います。ただ、現実としてちょっとラストあたりの話は考えにくいかなあ。きれいな終わり方で描いてるけど、子供生まれたら実際はものすごタイヘンですよ(・へ・)
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題名と装丁で読んだ本。<br>
これである種の大人の階段を登ったような……(笑)