- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838726196
感想・レビュー・書評
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「ざらざら」「パスタマシーンの幽霊」に続く雑誌クウネル連載小説の第3弾。
相変わらずの川上ワールド全開の短編集。
チョッピリ奇妙で、微かに可笑しくて、ほんのり切ない21編のラブストーリー。
ラストの信長の怨霊には、、、、やられた!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと変わったことが起きる世界の、ちょっと変わった人たちの話。クウネルに掲載された短編集。
『クリスマス・コンサート』がよかったな。 -
こんな感じに生きてみたいなと。
「ハイム鯖」がなんか…なんか…怖いけど気になる。大根おろし板の謎の余韻が…なんとも好きかもしれない。
不思議で短いけども、「そうだよね」「そんなもんだよね」と腑に落ちる。 -
最初から最後まで飽きることなく楽しめた。
ハイム鯖とか、せりなって名前かわいいな。 -
可愛い話、ちょっぴりしんみりする話、笑える話、不思議な話。
色々な川上さんの短編が読めます。
帯に書いてある、
「恋をすると、だれでもちょっぴりずつ不幸になるよ。」
なるほどと思いました。
個人的には、「クリスマス・コンサート」と「ホットココアにチョコレート」が好き。 -
本当に短いお話がいっぱい。
いきなりテイストが変わるのでついていけず。 -
こういう川上弘美は、久しぶりだ。
不条理がほんの少し混ざった日常。
その、普通の日常にはありえない何か、の混ぜ具合がスバラシイ。
淡々とした空気が心地いい短編集。 -
ちょっぴり読みにくいことも多い川上作品の中ではわりにわかりやすい読みやすい短編集だったと思う。深く突っ込んではいけない不可思議な話も多いけれど。つかみどころはないけれどきらいじゃない。2013/411
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「恋をすると、誰でもちょっぴりずつ不幸になるよ。」という帯に惹かれて購入。わたしと同じ名前の主人公が出てきてどきっとした。
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2013 12/25