晴れた日は、お隣さんと。 (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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  • メディアファクトリー
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840123501

感想・レビュー・書評

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  • 展開が読める小説。ということは、安心して読めるということ。

  • アパートから裸の男の人が見えるという衝撃的な場面から、先生の人柄に癒されてほっこり読み終えた。
    最後の微妙に恋愛がささっと描かれてるところは、なくてもいいんじゃないかというくらい、日常や人との関わりが素敵と感じる作品だった。

  • 増渕先生ってすごく不思議な素敵な人。
    わたしの隣にもあんな人がいたらいいな。

  • 福田栄一さんは、なにかのアンソロジーでちょこっと読んで気になっていた作家さんで、今回初めて長編を読んでみました。

    そのときの印象通り、あたたかくてほのぼのした作風で安心して読める感じでしたが。。。

    いいお話なんだけど、なんだかちょっと物足りないのは、登場する人たちがみんな、同じくらいさらっと描写されちゃってるからなのかなぁ?

    でも、いろんなジャンルを書いていらっしゃる作家さんらしいので、また他の作品も読んでみようと思ってます。

  • あっさりしていて良かったけど、もう少し仕事振りについても描写してほしかったかなとは思います。

  •  ほのぼのとした日常系のストーリー。
     ただ、なにが書きたかったのかいまいちよくわからなかった。

     日常系ミステリーというほどのミステリー要素もなく、ドタバタと事件が起こるわけではなく、個性的なキャラクターがいることにはいるけれどそこに焦点があてられているわけでもなく、ふわふわした雰囲気のまま終わってしまった。

     だけど、案外そういうことを目的にしているのかもしれないな、と読み終わってから感じた。
    「とりあえず肩の力抜けよ。もっと気楽に小説読めよ」
     そんなことを言われているような気分になった。

  • 恋愛要素はとってもほのかでした。ほのかすぎて最後まで全然分からなかった。あれじゃただの良い人で終わっちゃうよ…。

    先生がとっても素敵でした。とても優しくて強い人だと思います。先生の塾に通ってみたいなぁ。

    男性陣に比べて、ちょっとずつ癖のある女の人が多いのがちょっと気になったけど、全体的にのんびりした雰囲気で読みやすかったです。

    先生の周りの描写が好きでした。塾の雰囲気とか、すごくイメージしやすかったし、生徒さんが減っちゃう感じとかも自然に受け止められました。読み終わって、すごく自然と伝わる文章だったなって思いました。

  • 人へのちょっとした疑惑はよくあることだ。
    主人公の女はそんな疑惑がすぐにわき起こるが、すぐにいかんと思い直して素直に生きる。周りの人の優しさに助けられ、やや引っ込み思案だが少しの勇気を絵ながら進んでいく。
    いい話だが、疑惑がすぐに解決しすぎ。元から真っ直ぐすぎ。周りの人が優しすぎ。
    いいんだけど、ちょっとはらはらしたところですぐに解決してしまう。小さな山があってすぐに解決、それの連続というのが物足りない。大きな山が欲しい。

    いい話ではあるんだけど、じーんとはこなかった。文庫本一冊の長編としては星3つ。

  • ご近所さんとか職場の人とかとの関わりを通じて日常を描いた本。先生がいい味だしてる。読んでいて温かい気持ちになる。
    2010/11/29

  • なかなか感想の書きにくい作品ですねー。
    ホワァンとした空気みたいな作品でした。
    今までに読んだ福田作品の中には
    当てはまらないテイスト...かなーと。

    実際には自分は映画はほとんど観ないんですが、
    自分勝手なイメージでは小林聡美やもたいまさこ...
    が出演するような緩やかな空気感に近いイメージ。

    かなりサクサク読めるので休日の昼間に
    カフェなんぞで、のんびり読むとハマりそうです。

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著者プロフィール

1977年、愛媛県生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)法学部卒業。2003年『AHAPPYLUCKYMAN』で光文社よりデビュー。ミステリー、青春小説、コメディなどさまざまなジャンルの作品を執筆。近刊に『夏色ジャンクション』(実業之日本社)、『春の駒 鷺澤家四季』(東京創元社)などがある。

「2016年 『雪桜 牧之瀬准教授の江戸ミステリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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