ブギーポップは笑わない (電撃文庫 か 7-1)

著者 :
  • KADOKAWA(アスキー・メディアワ)
3.54
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本棚登録 : 3089
感想 : 360
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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840208048

感想・レビュー・書評

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  • いろんなとこでタイトルを目に、耳にしていて、
    前々から読んでみたいと思ってた作品。
    けど、自分には全く合わなかった。
    中二臭がプンプンしすぎて辛かった。
    最初から最後まで一瞬たりとも楽しめなかった一冊。

  •  君には夢があるかい?残念ながら、ぼくにはそんなものはない。
    でもこの物語に出てくる少年少女達は、みんなそれなりに願いを
    持って、それが叶えられずウジウジしたり、あるいは完全に開き直って
    目標に突き進んだり、まだ望みというのがなんなのかわからなかったり、
    叶うはずのない願いと知っていたり、その姿勢の無意識の前向きさで
    知らずに他人に勇気を与えたりしている。 
     これはバラバラな話だ、、かなり不気味で少し悲しい話だ。
    (扉紹介)


     平穏な日常と非日常あるいは世界の終わり、彼岸と此岸が交錯する。いわゆるセカイ系の作品の最高傑作のひとつ。今読み返すと類似したものが現在溢れかえっておりあまり新鮮味は感じられないかもしれないが、出版された当初は多くの人に衝撃を与え、後に多くの作家に影響を与えた作品だということは間違いない。

  • 良い話だった。
    立場によって見え方が違うのは楽しい。
    知っていても客観的に見るのは難しいから。
    ファンタジーな部分はともかく、とんでもない学校。
    さぼりが常習化してる生徒とか同級生に欲しくないような。
    高校生の時に読んでれば違った感想が持てるのかもしれないが。
    シリーズ化しているようなので、続きを読むか…読むまいか…うーん。

  • 凪、格好良いですよね^^中学生の時に友達に貸してもらって、お気に入りの一つです。

  • 小学生だか中学生の時に読んだと思う

    多分初のラノベ本、ブギーポップだったと思う…
    夢中で読んだなあ

    アニメ化もしたんだよね、確か

  • ブギーポップは変身ヒーローなんである。世界がピンチに陥った時に浮かび上がる泡のように現れる。
    『黒い、ダブルのロングコートのような身体をすっぽりと包む襟付きのマントに、鍔のないシルクハットに似た、寸詰まりの筒の形をした黒い帽子をかぶった小さな男である。帽子は頭より一回り大きく、目が半分隠れている。』
    これは一番初めの物語の語り手、竹田啓司が始めてブギーポップを見たときの描写だ。
    物語はひとつの事件と五つの物語から構成されている。事件には気づかず、けれどブギーポップと出会った竹田啓司。事件の末端を垣間見た末真和子。策謀する早乙女正美。消えた少女を忘れられない木村明雄。そして、事件の終幕に巻き込まれる新刻敬。それぞれの視点からすべてが語られた時、事件はようやくひとつの形を成す。

    ひどく曖昧な。自分も世界もはっきりとはわからなくて。形にならない不安や不満を常に心の底に抱えている。そんな年頃。そうして自分の見えないところで世界は勝手に動いている。
    それでも一人一人はちゃんと生きて考えて生活しているのだ。だからこそ面白い。(2004-03-17)

  • ある日突然空から美少女が現れて俺の平穏な日常がー的なラノベが苦手なのでとても好感が持てる。4.5という評価を付けたかったのだがそれは無理なのでもう四捨五入して5でいいよもってけドロボー!

  • 学生の時 1度読んではまりました。ミステリアスナ内容にどんどんひかれて 最終巻までいっきに読んで 深夜アニメや映画でも先が読めない内容で最終的にすべてはそうだったんだ!?っていう作品です。

  • かつてのラノベの代名詞。ラノベというジャンルの意味が変わっていく中、作者も少しづつ時代の流れに合わせてストーリー展開を変えていっている。シリーズを全部読んでいくと、作者の葛藤が見えてくる少々涙ぐましい作品。

  • 高校の頃だっけかな、初めて読んだのは。あの時の衝撃は忘れられない。今読んだら大したことないかもしれないけど、星5つ。

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。

「2019年 『ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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