イリヤの空、UFOの夏 その4 (電撃文庫 あ 8-9)

著者 : 秋山瑞人

• アスキー・メディアワークス (2003年8月10日発売)

感想・レビュー・書評

[風見さんの感想 · 2004年11月21日]

どうして神はこのように過酷な現実を我々に課すのか。そんなことを考えた次第。少なくとも、私はこの結末に納得する。最後には皆が集まって、良かった、良かった。と終わるのも、また正しい物語の終わり方だろうが。そうでない、終わりもある。

[バチスカーフさんの感想 · 2004年10月15日]

▼全４冊完読。泣けます。ジュブナイルはこうでなくっちゃいけない！▼その２までの個人的学生生活的展開が、時代背景的特殊状況に大きく振れだします。すべての謎が、少年時代のエンディングに向かって収斂していく。いや、もともと謎の解明なんて、たいした問題じゃなかったのかもしれない。▼僕らのとはほんの少しだけズレた世界で、伊里野と浅羽の物語はかくして永遠に封印される。