イリヤの空、UFOの夏 その4 (電撃文庫 あ 8-9)
- アスキー・メディアワークス (2003年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840224314
感想・レビュー・書評
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4840224315 333p 2003・8・25 初版
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初めて読んだライトノベルの最終巻.
読んだのが中学時代だったので,多感なあの時期にはなかなか衝撃的でした・・・
よく最終兵器彼女と比較されますが,思い入れも手伝って,俺はイリヤの方が面白いと思います.
青臭さを理解して読めば,今読んでも面白いです.
文章もなかなか秀逸です.今まで読んだライトノベル作家の中では一番.
エピローグは最高です. -
いやはやっ!4巻はなかなかドキドキしながら読んでしまいましたよ。Y(・o・)Y
「ライトノベル」だからといってバカにできませんな。
とはいえ、読む人を選ぶのかな~、これ?(^^;)
そもそも「ライトノベル」と呼ばれるカテゴリー、いったいどういう括りだ?と思いちょっとググってみたけど、結構曖昧なのね?それでも、概ね印象どおりの感じで、「表紙や挿絵にアニメ調のイラストを多用している若年層向けの小説」
「中学生~高校生という主なターゲットにおいて読みやすく書かれた娯楽小説」(wikiより)とある。
ふんふん、中でもこの作品はSF&アキバ色の強い作品ですね。(^^;)
それに抵抗のない方は十分楽しめると思います。
それにしてもこの「UFO」の設定、なかなか見事でしたよ。 -
レビューは1巻参照してください。
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1月27日読了。少年と少女の出会いから別れまでを描くライトノベル、最終章。悪くないが、少女イリヤが置かれた境遇、立ち向かっている脅威、それをとりまく世界情勢、イリヤの能力、彼女を苛む副作用・・・などについて描写はされているが、「それはそういうことなんだよ」と突き放しているところは意図的なのかもしれないが、舌足らず/読者の想像にゆだねてしまっている感あり。「よかったシール」にそこまで強い意味を付与して良かったのか・・・?とか、いろいろ気になる部分あり。アニメやゲームなどのサブストーリーで足りない情報を補うのが、正しい楽しみ方なのかな?
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2009/11/17(〜p214),18(〜p333終)
とても切なく悲しく、胸が焦げ付くくらい熱い物語でした。
彼らは中学生で、まだ大人とはいえない状態で、大人の考えなんてなおさら理解できない段階の世代だと思う。
だからこそ、大人たちのイリヤに対する扱い(イリヤを物としてしか見ていない考えなど)が理解できず、許せず、憤悶してぶつかってしまうのだろうなと思った。
そして何より、イリヤの心の変化にすごく私自身の心が奪われました。
ラストは本当に切なかった。
読めてよかった。
こんな作品が大すきであります。 -
ラストが本当によかったです。
誰かを好きになるのに特別な理由なんて必要ないんだと思わせてくれる素敵な本でした。
流れた時間は短いかもしれないけどそれはきっと嘘じゃないと思います。
本物か、偶像かだなんて分からないけど。
誰かを思って死ねるということは、きっと誰かを思って生きれたということ。
それはすごく、私が憧れることです。
とりあえず面白かったー!!
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最終兵器彼女にすごくにてた。
大人はどこまでもずるくて
なかなかハッピーエンドにはならないんですね。 -
読んだ冊数カウントのため乗せる。イリヤは私の心を盗んでいきました。
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ついに「戦争」が目前に迫り、学校は休校、友達が疎開する中浅羽はイリヤを連れて逃げる。出来るだけ遠くへ。ある学校で寝泊りしていた二人は吉野という男に出会い、5日ほどを過ごすが事件が起こる。そして、精神的に追い詰められた浅羽はついにイリヤとケンカ。しかし戻ったときにはイリヤは浅羽を浅羽と認識せず、祖父の家にたどり着いた浅羽たちはそこで榎本に確保される。そして「最後の日」。浅羽を守ろうとするイリヤとイリヤを守ろうとする浅羽。